昨日は新宿亭砥寄席で行われた「遮二無二武蔵」へ。


このところ急に寄席づいているのですが、やはり講談は連続物。連続で聴きませんと。


寛永宮本武蔵伝を車読みしている“遮二無二武蔵”も4回目。後半戦です。


この日は第10話の“天狗退治”と第12話の“熱湯風呂”をきらりさんが、第11話の“吉岡又三郎”を松之丞さんが演じる趣向。


いずれもいわゆる「だれ場」だそうでして、あまり単独では高座にかからない噺とのこと。


どれも面白いと思うのですが、講談に馴染みのない方だと受け入れにくいのでしょうか。


姉弟コンビもいい感じにこなれてきて、あと2回で終わってしまうのが惜しいですね。他の連続物でもやっていただきたいものですが・・・


次回、9月27日の第5回は特別ゲストに師匠・松鯉先生が登場。


松鯉先生の宮本武蔵も気になりますが、師匠を前にしてお二人がどう変わるのかも興味深いところです。


松之丞さんは、今度は講談新宿寄席にて鯉風先生と兄弟で連続物の車読みを始めるそうで、演目はまたもや“宮本武蔵”。


何故に連続物を連続で・・・と思ってしまいますが、愛山先生の命によるものだそうです。宮本武蔵伝、通しで聴いたことのない方にはよろしいかと。


最近、連続物づいている松之丞さん。このほかにも春雨や雷太さんと連続落語&連続講談の会も立ち上げておりまして、こちらは本日、8月31日18時30分から浅草ことぶ季亭にて第1回目。


雷太さんは塩原太助一代記、松之丞さんは慶安太平記を演じるとのことで、なかなかによろしそうな会だと思うのですが、予約は「つ離れ」していない様子。


興味のある方はサンバカーニバルの帰りにでもいかがでしょうか。