今週末は生憎の空模様でしたが、得てしてこういう時に限って用事のあるものでして。
土曜日は、第15回松之丞百席を聴きに神田のらくごカフェさんへ。
二つ目に昇進し、徐々に松之丞さんの名も世に知られてきたのか、悪天候にも拘わらずこの日は60人の大入札止め。
らくごカフェさんのキャパではもう限界なのかもしれません。
まずは松之丞さんの「橋場の長吉」から。
本編は15分ほどの短めの読み物なのですが、例によってマクラが45分に及び、1時間の長講に。
続いてゲストの瀧川鯉八さんの「笑う太鼓」。こちらもマクラが長めで仲入の時点で2時間経過。
仲入後は二人の対談で、事前にお客から集めた質問に答えるという企画だったのですが、予定通り進行しようとする松之丞さんの仕切りを鯉八さんが切りまくって、結局、答えた質問は2~3問だったような・・・なんとも不思議なキャラクターです。
トリは再び松之丞さんで「中村仲蔵」。対談の混沌かつまったりとした雰囲気を一変させ、しっかり締めていただきました。
そろそろ、松之丞さんもブレイクするのかも・・・松之丞さんを聴いたことのない方は、今のうちに一度聴いておいた方がよろしいと思いますよ。