子どもが野菜嫌いなのはなぜ?
こんにちは!庶民の天ちゃんです。
野菜嫌いな子どもがいるのは、どうしてなんでしょうね?
その原因の一つは、『親が野菜嫌いだから』かなと感じます。
もしくは親が料理するのが苦手で、ほぼ調理しなくて良い加工品やパン、お菓子をよく食べさせているとかね?
とにかく、親の野菜好き加減によって、子どもの野菜好きにも影響すると思う。
これはほぼ間違いなく。
それに、親の野菜好き具合によって、全体の料理に対する野菜の割合が違ってくるから。
子どもが野菜を食べる機会が違うんですよね。
カゴメの子ども野菜嫌い調査
実際、どうなんだろう?とググってみたところ・・・
トマトケチャップや野菜ジュースで有名なカゴメが独自に調査していました!
【母親の好き嫌いが子どもの野菜嫌いに影響していることが判明】
抜粋子どもの約6割(60.8%)に野菜の好き嫌いがある
母親の野菜の嗜好が、子どもにも影響を与えている
●子どもに野菜の好き嫌いがあるかと聞いたところ、「以前からずっとある」が48.9%、「以前はなかったが、今はある」が
11.9%で、合計60.8%となった。
- 男子で好き嫌いがもっとも多いのが小学校低学年で67.0%。女子は3歳~小学校入学前で68.0%であった。
●母親の野菜の好き嫌いと子どもの野菜の好き嫌いを照らし合わせたところ、母親の好き嫌いが「子どもの頃からある」場合、
子どもの好き嫌いがある割合が73.1%と全体よりも高いポイントを示した。
- 母親の野菜の好き嫌いが「子どもの頃からない」家庭では、子どもの好き嫌いが「ない」割合が6割以上を占め、「ある」を上回った。
母親とありますが・・・母親だけじゃなく、子どもに料理を作る人全員の影響ってことですね。
子どもに野菜を食べさせたいなら親が野菜好きなれば解決
そういえば、私の職場の先輩が「子どもにゴーヤを食べさせたいから、子どもでも食べやすい調理法を教えて欲しい」って頼まれたことがありました。
「ベジフリッター南蛮のレシピはゴーヤ版でも作れますよー!これなら間違いなく子ども食べられますよ!」と伝えました。
先輩は面倒臭くなったみたいで、作ってくれませんでしたが・・・
ふり返ると、先輩は野菜をあまり食べないから便秘で悩んでいました。
あまりに出ないので、毎日お昼休みになると、ウォーキング頑張っていたのです。
野菜食べれば一発で出るんですけどね。
親が野菜好きになれば、一発で子どもの野菜嫌いも解消するんですけどねぇ・・・難しいでしょうか?
子どもの野菜嫌いに提案します!ミートフリーデーを作ろう
野菜を食べる機会が増えると、野菜好きになる可能性が上がるという統計があります。
そこで提案したい。
ミートフリーデー(1日肉抜き)を定期的に作ってみてはどうでしょう??
※月曜日だけの『ミートフリーマンデー』という世界的ヴィーガンイベントにちなんでいます。
わたしはヴィーガンという種類のベジタリアンなんですが、
ヴィーガンは肉、魚介、卵、乳製品、はちみつを食べないんですね。
でも、これをいきなりやるのはハードルが高い‼
なのでとりあえず、『1日肉抜き』やってみましょーという戦略です!
ミートフリーデーといっても、肉を抜くだけなのでやり方も何もないんですが・・・
肉抜きのコツを2つ紹介します。
【肉抜きのコツ1】生野菜以外で
あと、野菜嫌いな人に多いのが
野菜料理といえば
サラダ=生野菜を食べるイメージです。
しかし、野菜は生以外に、煮物、焼き物、揚げ物もあります。
レシピ例)ブロッコリー春巻き
ブロッコリーを春巻きで包み、少量の油で揚げ焼き(弱火8分くらい)。塩を振って完成。
ココクルママさんから学んだレシピで、すごくシンプルなんですけど、子どもの食いつきが違うのでやってみてください!
焦がさないよう注意です・・・汗
【肉抜きのコツ2】肉の代用もあり
料理は、和食がおすすめです。
ごはん、味噌汁、おかず。
ごはんと味噌汁はあまりお肉入れませんし、おかずのイメージは普段のおかずから肉を取れば必然的に野菜だけになります。
例えば『肉じゃが』ですが、肉が入ってなければ『じゃが』になります。
肉がなくても、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、こんにゃく、いんげんなど野菜が入っていますね。
こんなとき、「肉じゃがに肉が入ってないなんてわびしい」と思った場合は、「かなりの肉好き」です。
ちなみに肉じゃがに使う肉の代用には、仙台麩とか車麩とか、比較的デッカイお麩がおすすめです。
レシピ例)仙台麩じゃが
肉じゃがの要領で作り、調味料を入れる時点で『水に戻した仙台麩(水切りしなくてOK)』を投入。あとは煮込むだけで完成です。
仙台麩じゃがは、うちの子どもたちが奪い合いになるほど人気メニューです。
汁を吸って超ジューシー。クニュクニュ食感が評判です。
子どもの野菜嫌いは待てば直る?
正直、子どもを『野菜嫌い』でくくると、違和感を覚えます。
野菜が嫌いなんじゃなくて、食感とか、苦さだったりするからです。
そう考えると、固い食べ物や苦味のあるお茶がダメなのも頷けます。
固い食べ物を食べないのは、噛み慣れていないこと、歯がまだ完成されていないことが考えられます。
その場合、時期がくれば食べてくれるのではと思っています。
また苦味のある食べ物は、カラダが欲していない可能性が高いです。
食べ物には性質があって、苦味や渋みはカラダが冷えていて欲したり、季節的なもので苦味渋み求める場合も考えられます。
なので、子どもがピーマンを食べなくて悩む必要はありません。
子どもが欲する野菜が子どもが必要な野菜です。それを食べさせればOKです。
と幕内秀夫さんが言っていました(笑)
ちなみに、ピーマンは子どもが嫌いな野菜ランキングでナンバーワンですね。
しかし先日、私の子ども(2歳)も人生で初めてピーマンを食べてくれました。
ピーマンと厚揚げの味噌炒めで、思いっきりピーマン露出してまして、まったく工夫してないんですが・・・
突然「○○ちゃんもたべる!」と言って、急に口に入れたんですよ。
ビックリです。どうして食べる気持ちになったか、メカニズム知りたいですね。
お姉ちゃんも、親も食べているからでしょうか?
真相はわかりませんが、
やはり子どもの野菜嫌いは待てば直るんじゃないでしょうか?
余程じゃない限り、ある程度作れば、いつか食べてくれる。
・・・そう信じてあげましょう!!
完