アゲイン~28年目の甲子園~ | 映像アーティストToshiのブログ。

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栃木県 芳賀町付近在住。
主に映像撮影・編集・動画関連を扱っていますが、
その他、ジョギング、サイクリング、スピリチュアルから
ライブや地元ネタなど色々発信しています。

昨日の昼、車の運転中になにげなく聴いていたどこかの局のFMから

その番組の女性DJが言ってた。

私の中の邦画でずっと泣ける映画1位だったALWAYS 三丁目の夕日
上回る映画に出逢えました。という言葉。

それがタイトルの映画という事でした。

確かに三丁目の夕日は感動できて泣けるシーンのある好きな映画だったので

その映画が気になり。。検索したら上映中だったので
最寄りのシネコンに行って観てきました。

北関東は降雪中だったし平日の昼だからほぼ貸切りだろうと思ったら
まぁまぁ人いました。

結論から言うと、三丁目とは泣ける質が違うし(優劣じゃなく)
そんなに泣けるほどでは無かったけど、足を運んで観て良かったと思える映画でした。

野球とかは別に興味無くてもルールとか知らなくても問題無いです。
全く予備知識無かったですが、原作は今TVで放送中の 流星ワゴン の重松清。
物語りの骨格はコテコテの王道言いかえればベタな設定で上映開始早々に
過去の不祥事トラブルの原因とか流れはわかってしまいました。
(多分小説とか読む人ならだいたいはそんな感じだと思います)
それでも別に飽きたりしないで見せきる辺りはすごく丁寧に創ってきたからだと思います。

離婚、父娘不和なんかを経験された方はより感情移入できるかもしれないです。

あとは主演の若手女優?の波瑠という娘の役柄の演技なのか雰囲気なのか、が
すごく良かったです。父親と幼い頃に別居(離婚で)、大学生になる頃に死別、
大事な決勝の前日に不祥事を起こして高校を去った野球部員だった父親。
その先にあった娘の知らなかった真実…的な。

個人的に一番好きだと思ったシーンです(2人の間にあるのは父子的な信頼と父への想い)
ちなみにキーチ氏は父親では無いです(自分の娘がいます)

まぁ機会があったら観てみようかな。って感じの方はTVで放送されたらで
良いと思います。それ以外の親子や仲間の絆なんかの話しが好きな方は
映画で観ても損はしないと思います。