の続きです。
お正月に家族で帰省した時は、私達が食べる分はスーパーに寄って買ってから行きました。
しかし、私1人分ぐらいなら、何かしらあるだろうと思って、何も買って行きませんでした。
実家の冷凍庫は、いつも溢れるようにいっぱいなのです。
何かあるかな、、と冷蔵庫の一番下の引き出しを開けました。
冷凍食品がいっぱい入っていました。
どれを晩ご飯に頂こうかな、、、
「今日は、味噌カツにしようと思ってるの。」
母は、冷凍食品を既に常温に戻していました。
今の冷凍食品は、常温に戻さず、冷凍のまま電子レンジでチンした方が美味しいんだけどな、、
まあ、いいや。
味噌カツだけでなく、いくつかのおかずを常温で用意してくれていました。
「分かった。それにしましょ。」
と言って、引き出しを閉めようとしましたが、閉まりません。
それくらい、中身がいっぱいだったのです。
ちょっと整理して、綺麗に入れ直さないと引き出しが閉まらないのです。
そこで、整理整頓をし始めたのですが、、、、
なんだかおかしい?
冷気が足りないのです。
「ねえ、ここの引き出し、冷たくないわよ。」
「そうよ、そこは冷蔵庫ですもの。」
「え?でも、冷凍品が入っているわよ。」
「だって、冷凍庫がいっぱいで入らないんですもの。」
そういえば、去年の秋頃に、冷蔵庫が壊れたから買い換えたと言っていたなぁ。
前の冷蔵庫は、一番下の引き出しが冷凍庫でした。
今度の冷凍庫は、下から2番目の引き出しでした。
そこもいっぱい。
母は、分かっているのか、分かっていないのか、謎です。
「冷凍品は、冷凍庫に入れないとダメなんだよ。冷蔵庫の中の冷凍品は、解凍されているから賞味期限が切れていなくても、もうダメだよ。捨てるね。」
勿体無いですが、一番下の引き出しの中の物を全て出しました。
最初は冷蔵庫として使っていたのでしょう。
カビたイチゴ、カビた蜜柑、カビたトマト、真っ黒になったバナナと白菜が、一番下から出て来ました。
続いて、下から2番目の引き出しの冷凍庫もチェックしました。
賞味期限が切れた物を捨てました。
冷凍庫の中は2/3くらいになって、開け閉めが出来るようになりました。
これ、皆んな捨てました。
ついでに、上の扉の冷蔵庫内もチェックしました。
マヨネーズとか、ドレッシングとか、バターとか、煎茶とか、、、、
賞味期限は2・3年前でした。
1ヶ月前の賞味期限の生玉子もありました。
それから、臭い物の原因が見つかりました。
水につけた数の子です。
腐っています。
数の子は、母の好物です。
正月からあるのかしら?
母は鼻が効かないのでしょうか?
「賞味期限の切れた物も食べれるのよ。」
「勿体無い」
と言って、また冷蔵庫に戻しそうなので、捨てるところまで見守りました。
でも、母がお腹を壊したとか聞いた事ありません。
どっちかというと、いつも便秘で苦労しています。
謎です。
今回は、
「片付けてくれて嬉しいわ。」
と喜んでいた母。
これで、また買い物した食品を入れる場所が出来たと喜んでいるのでしょうか。
この後の夕食の不味かったこと!
味噌カツは、パサパサ。
「今日、解凍したのよ。」と母は言っていましたが、本当かなぁ?
こんなの見てしまったら、美味しい物も不味くなるわ。
次の記事に続きます。