久しぶりにレンズのお話です。
8月某日、守谷のワンダーレックスで幻の名レンズ「ミノルタAF100mmf2」を発見した。
価格は税込3,980円でした。
あれ、ゼロが一個足りないぞ。39,800円じゃないのか? 39,800円でも安いけど。
欲しい!でも100mm単焦点レンズなんて今さら買っても使うことはなさそう。
100mmという焦点距離は、標準ズームにしろ望遠ズームにしろ含まれているし、単焦点中望遠レンズはAIニッコール105mmf2.5SとAFニッコール85mmf1.8Dを持っていて、ポートレートにはこの2本で十分だ。第一、もうポートレートは殆ど撮らなくなったし。
そんなこんなでその日は買わずに帰った。
ところがミノルタの100mmf2が欲しくてたまらない。
なにしろ、高画質レンズがそろっている中望遠レンズだが、このミノルタの100mmは「撮影解像力と実写性能が中望遠レンズ中ピカイチで文句なしの5つ★」と西平英生さんの折り紙付きなのだ。
「交換レンズ95-96」のこのレンズの性能についての文章を書き写すと、
「解像力テストのデータでは、画面中心から周辺まで極めて高い数値を示している。7本の中望遠レンズ(85ミリ/100ミリ)中文句なしのトップだ。
実写テストでも、絞り開放から均質性の非常に高い良好な描写性能の発揮を示している。」
「ボケ描写は素直で軟らかい。9枚羽根円形絞りの採用で、F2.8くらいまではほぼ真円に近い開口となり、ボケ描写が汚くなることがない。」
ね、こんな激レアなスーパーレンズ、3,980円で買えるんだもん、買わないわけにはいくまい。
で、翌朝の開店時間にお店に飛び込み、ついに憧れのミノルタAF100mmf2を我が物としたのでした。
カメラはソニーα7R、アダプターで接続、AFも効きます
フードが付いてなかったので、他の100ミリレンズ用のフードを付けてます。