対馬でバードウォッチング② 300種目はオウチョウ | ウキウキ釣り日記

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陸っぱり小物釣りとバードウォッチングの日記です。

対馬2日目です。

昨日は、対馬ヤマネコ空港からホテルのある比田勝港までのドライブ中に、299種目のブッポウソウを見たことで、今日初見の鳥を見たらついに300種達成となる。


朝、ホテルの窓から撮影。


午前中は雨の予報が変わって午前中曇りとなったので、午前中は田ノ浜という所に行って、午後から佐護に行くことにした。

比田勝から国道を西へ進むと佐護の手前で電線にまたブッポウソウを発見。帰りも見たから、同じ個体だろう。


田ノ浜の探鳥ポイントは、この湿地の周辺だろう。
すぐにツメナガセキレイを発見。ツメナガセキレイは日本では5亜種あるが、田ノ浜にいた亜種はシベリアツメナガセキレイだ。
湿地の上はツバメの群れが飛び回っている。
湿地の周りを歩いていると、やがて美しい囀りが聴こえる。なんだろう?  数羽いるが、双眼鏡の視界に入るや種名が判明。コイカルでした。コイカルの囀りは初めて聴くが、可愛いくて気に入った。
車をとめた伝承の碑の横に戻るとコマドリ的な囀りが聴こえた。コマドリより弱々しい声に感じる。シマゴマかと思ったが姿が見えず不明だった。
狭い場所なので1時間ぐらいで田ノ浜は終了。次は佐護地区だ。

佐護は広い。最初に行ったのは44年前に大学の仲間や高野伸二さんと一緒にヤマショウビンを見た思い出の場所だったが、今は広かった佐護川河口の干潟を埋め立てて、湊浜シーランドステージなる施設が出来ていて様変わりだった。
次に行ったのは佐護川に架かる大岩橋のたもと付近で、ここらに車をとめて周囲を探鳥する計画だ。
湊バス停から大岩橋までの長い直線道路の真ん中ぐらいで電線にオウチョウが居た。オウチョウは初見なので300種達成。
大岩橋付近に車をとめると、バードウォッチャーが近付いて来たので挨拶もそこそこにオウチョウがいることをお伝えし撮ったばかりの写真をお見せすると、「実はオウチョウ探していたんです」と喜ばれた。
大岩橋たもとから佐護川の土手の上をちょっと上流に探鳥すると、ブッシュの中にコホウアカの小群がいた。ツメナガセキレイにしろオウチョウにしろコホウアカにしろ、対馬らしい種が見られて、対馬に来た甲斐があった。

あとは佐護川沿いやバードウォッチング公園の廻りなど探鳥して2日目は終了。