私は娘が完治して、分かったことがあります。
それは「体を正常化させたら、結果として病気が治った」ということです。
娘が発病し、医療ではどうすることも出来ないと知った時
親として、娘の病気や将来のことを真剣に考えました。
その結果、治すための努力を私は選ぶことにしました。
日本の医療ではどうすることもできない、そんな病気が治るはずがない
自分自身の病気なら、そう思ったかもしれません。
娘だったから、何とかしてあげたい、ダメでも努力したい、何もせずに受け入れられない
そんな気持ちでいっぱいになったのだと思います。
難病になる原因を本や様々な情報で調べながら、自分でイメージした時に
・遺伝的要因
・物理的要因
・精神的要因
この3つがあるのだと気づきました。
その中の物理的要因と精神的要因は親が出来ることでした。
遺伝的要因については、生まれ持った個性のようなものなので、どうすることも出来ません。
しかし、生まれ持った弱い部分がSOSを発しているなら、体を正常化していくことでSOSは消えてくれると期待したのです。
誰でも弱い部分と強い部分を生まれ持っています。
体がバランスを崩した時に、その弱い部分にSOSが症状として表れます。
幼い頃に気管が弱く喘息だった姉は、引越しをし環境を変えることで喘息にはならなくなりました。
それと同じように遺伝的要因で弱い部分のSOSは、それ以外の要因を克服することで治まると期待したのです。
物理的要因だと思えた食生活を変え、精神的要因と思えたこともケアする中で、娘の体の機能は正常化し、結果として難病を克服することができました。
想像した通り、遺伝的要因からのSOS、症状は4年間をかけて消えていったのです。
難病だと診断されると、自分の病名を調べて、その病気が治る方法を探すと思います。
病名で検索し、なんとか治る方法はないのか、治った人はいないのか、治してくれる治療院はないのかと、必死で探すと思います。
当センターにも「私は〇〇病なんですが、治りますか?治った人はいますか?」という電話や問い合わせが多くあります。
しかし、〇〇病を治そうとする必要はなく、もっとシンプルに体を正常化することに意識を向けた方が治る率は上がると思います。
〇〇病だから治るとか、治らないとかではなく、SOSを発している要因があり、それに気づき正していく
その結果、〇〇病が治るんだと思います。
病名には拘らず、いかに体を正常化させるか
体を正常化させていけば、体が自ら病気を克服してくれる
その為には、まずその人が体に与えている負担を知ることが大切で
それが病気になった原因、その原因を減らしていけば体は正常化する
そう思った方が、自分がやるべきことが明確になっていき、確実に健康体へと近づけます。
〇〇病を治そうと思えば思うほど他力本願となり、〇〇病を治す方法が世の中にはあるのか、ないのか
〇〇病は治るのか、治らないのか、のような方向へと走っていきがちです。
これでは、SOSである症状が消えることは難しくなってしまいます。
1970年代から、ありとあらゆる病気の患者が増えています。
アレルギー患者が増え、癌患者が増え、難病も病名に関わらず増え続けています。
要は、〇〇病だけが増えて、自分が事故にあったかのように、その難病になったのではないということです。
ありとあらゆる病気の発病率が上がり、誰もが癌やアレルギー、難病になりやすい環境だということです。
そんな環境の中で生きていることが、〇〇病になった原因だとすると
〇〇病を治そうと思う必要がないことに気づけると思います。
〇〇病は結果として表れた症状であり
その症状に医療が名前をつけ
その病名を告げられることで病名に拘り過ぎてしまい
治る病気にも関わらず、治らない道を歩まないようにしたいですね。
難病克服支援センター
https://kokufuku.jp/
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