社会人となった娘を見て感じたこと | 難病とは

難病とは

5年後に寝たきりになると宣告を受けた娘の難病が食事を変える事で治癒しました。
この経験を生かし、難病克服支援センターとして、難病を克服するサポートをしております。

難病克服支援センター
https://kokufuku.jp/

娘が4月から社会人となり、2週間の東京研修を終えて大阪に帰ってきました。

今は大阪で研修を受けていて、6月から大阪勤務となります。

娘が難病を克服し、普通に生活が出来ていることが当たり前になって10年が経ちます。

なので、大学を卒業し社会人として働くことは、今となれば当たり前のように感じていました。

「もうそんな年になったんだ。。。」くらいにしか思えていませんでした。

4月2日に東京へ向かうまでは。。。

行った後、何とも言えない気持ちになり、今まで感じたことのない感覚と感情が湧きあがってきました。

言葉にはしづらいのですが、急に突然、頭の中が「えっ?・・・」ってなった後、何も考えられなくなりました。

その後に、ありとあらゆる感情が同時に湧きあがってきたのです。

17年前、娘の難病宣告を受けて絶望の中で苦しんでいた自分が、社会人となった今の娘の姿を見ているような感覚でした。


当時の医師の言葉

「5年後は寝たきりか車椅子、そして寿命は20歳までと思っておいてください」

そんな言葉を受けて、絶望的な未来を想像しながらも諦めることなく娘を見守り続けてきました。

6歳だった娘自身も、壊れていく体を感じながら、不安と恐怖の中で、明るい未来を夢見て生きてきたのだと思います。

そんな願いが叶い、無事に難病を克服することが出来てから12年が経ちました。

そして、普通に生活が出来ていることが当たり前になっていたのです。

しかし、大学卒業、就職という当たり前だと思っていたことが、そうでなかったことをスーツ姿の娘の姿が思い出させてくれたのかもしれません。

そして、忘れていた今までのいろんな感情が一気に湧き上がったのだと思います。

14日の夜、研修を終えた娘を新大阪駅まで車で迎へに行きました。

スーツ姿で駅から出てきた娘の表情は自信に満ち溢れていました。

そんな娘をみて、未来って、どうなるか分からないから頑張れるのだと思いました。

そして、見えない未来への不安や恐怖に負けずに前に進むから、乗り越えた自信と幸せの実感が未来に待っているだと思います。

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