どうも猫馬です
雲Tについての猫馬の感想を話そうと思う
彼には高3の一年間数学3Sαというところでお世話になった
彼のことで一つ思い出に残るエピソードがあって
僕がテキストの別解を思いついて雲Tに持ってきた時のことだ
その別解はイプシロンデルタ論法という大学で習う領域の手法を使っていた
僕は当時それを別の先生に聞いて、証明せずに使っていた
それで、別解を持ってきた時雲Tにかなり厳しめに咎められた
「それは証明できる?できなきゃ使っちゃダメだよ」
と言われた
このエピソードからわかると思うが、雲Tは証明を大事にする
授業の初回で散々聞かされるのだ
だから、基本的に高校数学で習うことはほぼ証明する
積分の意味もしっかり説明する
(中間値、平均値は流石にしないけど)
ちなみに積分の意味については大部分の高校が説明していない
まあここら辺を鑑みると、そう言った「根本原理」と言った部分を大切にする講師である
かと言って、問題解説を疎かにすることもない
しっかり問題を解く手順を説明して、発想も解きほぐす
検算についても詳しく解説してくれるし、なんなら試験当日のマインドコントロールまで説明してくれる
話も面白く、予習復習の方法についてもきっちり指南し、プリントでまとめてくださる
しっかり理解を深めてくれる講師でありながら、多くの面で気を配ってくれる、言ってしまえば相当優秀な講師であることは間違いない
彼の授業を僕はかなりお薦めする
欠点はほぼないが、あえて上げるとするならば、こちらを高校生と思っていることだろう
....いや、実際高校生なのだがそういう意味ではない
もっというと「相手を高校生と想定しているが故に証明を省略して話をわかりやすくしようとする」という点だ
これはある種良い点ではあるが、答案の厳密性に欠ける部分がたまに出てくる
まあこれは雲Tが再現答案を読み込んで「これくらい甘い証明でも大学は丸をつけてくれるだろう」という基準を持っているからこそだ
決して彼の能力が低いわけではない
ただ、ある程度数学ができる人にとっては、若干荒い解説にも見える
これは仕方のないことだ
ただ、解説が荒いからと言って捨てるのもあまりに勿体無い
というわけで、総括すると僕は雲Tをかなりお薦めする
ではー