今月・・・結婚して１０年になります。

あの時の私達は　１０年後まさかこんな事になるなんて

思ってもいなかった・・・当然だけど。

みんなそうだよね。幸せになる為に　結婚したんだから。

今・・・何か一言叫んでください　と言われたら

「離婚した～～～い」

と叫ぶと思います

このブログを読んで下さっている方の中には　

同じ境遇の中でみんな　脳の後遺症に対して　

必死に回復を望み　切磋琢磨している状況の中

私のブログを見つけ

「勇気を貰いました」

「主人のベットサイドでいつも読んでいます」

と　言葉をかけられることもあります。

だから　この状況から逃げようとしている私の心情をブログに載せるのは

この場に適さないのではないだろうか・・・と考える事もあるわけだけど・・・

でも　心境の変化も　また　事実であり・・・

こうなってしまった夫婦関係を　少しでも以前のように修復しようとすると

簡単に壁にぶち当たる。

だって　無理なんだもん。修復なんて出来っこない。

離婚して　新しい出会いを探すほうが　まだ望みがあるのではないか・・・と。

まだ　可能性があるのではないか・・・と。

正直・・・

籍は抜かずに　適当に遊んじゃおうか・・・

なんて　考えたりしたけど

でも　私の性格上　そう器用には出来ない訳です。

なにより・・・旦那の存在がとても負担になっている。

介護をしているわけじゃないのに・・・

施設にお世話になってる状態なのに・・・

こうして　施設に入り別居して離れてみて　私自身何を感じるのか・・・と思ったけど　良かった事や幸せだった事よりも

不満だった事が先に出る。

相当　根深い。

担当の職員と

「携帯とか持たせてみたら　自分から電話したりするのかな～」

と軽い感じで言ってみたら

「試してみましょう」という事で　持って行った。

旦那の担当の職員は　気長に気長に　旦那と接してくれてる。

母親のように。

そして　回復を望んでいる。

だから　多少無理な事でも　出来る範囲で私の希望を叶えてくれようとする。

その　携帯の一件も　他の職員から

「特別扱いだ」と声が上がっていたらしい。

自分で管理が出来ないのに・・・と。

まぁ　確かにそうだけど。

で　担当の職員じゃない人から　電話があり

「携帯を持たせるのは禁止したい」と。

他にも　席から立ち上がっただけで　職員一斉に旦那を直視し

すぐに座らせようと促す。

危険だから・・・とか

決まりだから・・・とか

確かに可哀相だと思うし　完全に行動範囲を抑制させ　

回復する術を遮断しているように思う。

が・・・

だったら　連れて帰るか？と言われたら　

「無理です」と即答する。きっと。

旦那は担当の職員と　よく口喧嘩をするらしい。

いつも一緒にいる時間が長いからだと思われる。

その喧嘩の内容を聞くと　昔の旦那を思い出し

腹立だしさ　憎しみ　嫌悪感が出てくる。

そして　担当の職員も　喧嘩の後はモヤモヤした状態で帰ることもあると言う。

うるさく注意する職員に

「もうアンタに会いたくない」

「俺の前から消えて欲しい」とか言うようだ。

まさに　過去を思い出される。

自分の事を棚に上げて　人に文句言う男だった。

後遺症とはいえ　人の手を借りないと何も出来ないのに　

病識が無い為に　言葉では偉そうなことを並べ立てる。

後遺症とはいえ・・・

やっぱり　腹が立つ。

だからもう・・・色々な諸手続きが済んだら・・・

別々の道を歩く事になるかもしれない。

旦那と１週間会っていない。

今日も行かなかったし

明日も行かない。

おやつを持ってきてください。

コップを持ってきてください。

携帯を取りに来てください。

何度も電話が来るが　会いたくない。

電話が来る事自体　イヤだ　と思ってしまう。

全ての手続きが終わるまで・・・この状態を続けるしかないが

こうやって　私は旦那を見捨てるのかな。

旦那は何の為に・・・命拾いしたんだろう・・・