オンバト+(1月21日放送分)いろいろ感想
こういったテレビお笑い番組の感想を書くのは久しぶり。
お笑いの評価・評論をするというのは「ヤボ」な感じもしますけど、せっかく「NHKオンデマンド」を使ってまで
見たんだし、有効に利用させていただきます。
ななめ45°(473/545kb)
新年会のメニューが、下池部長のきまぐれで「寿司」から「焼き肉」に変わったため、何とかして元に戻そうとする
岡安と、それを阻止しようとする土谷の争い。
ムダな部分がない、良作コント。この手のコントはボケをしすぎて、かえってダレることが多くなりがちですけど、
このコントはそれがなく、オチまで一気にいけてます。納得の1位。
ハライチ(441/545kb)
運動部のエース。もちろんいつものヤツです。
彼らは策を弄しないでストレートにやった方が、かえって持ち味が生きますね。「オセロ」「ビーム」がけっこう
好き。ボケ・ツッコミでの通常のやりとりはまだできなさそう(たぶん)なので、あと2年はこのスタイルで行った
方がよさそう。
キャプテン渡辺(453/545kb)
売れていない芸人(モグラ芸人)あるある。この日のお目当て。このオンエアは非常にうれしい。
「オリジン弁当あるある」は「一般人」だったせいかちょっと物足りなかったので、ぜひ「人間のクズあるある」を
やってほしいなと思っていたら、何とモグラ芸人あるある。同じ「人類の底辺」にいる人間(失礼)のあるあるは
やっぱり面白い。「サム」に比べたら、障害は少ないと思うので、ぜひR-1決勝に行ってほしいモグラ芸人。
かまいたち(449/545kb)
給食費が盗まれてしまい疑われたヤンキーと、彼を信じようとする先生。
けっこう使い古されたパターンではあるけれど、ボクはそういうことはあまり気にしないタイプ。むしろ、
「そういった古いパターンを、どう、彼らの持ち味で料理するのか」という新たな興味がわいてきます。
でも、感想はと言うと、やっぱり「普通」でした。こんな感じで進行して、オチはこんな感じという想定が、
本当に想定した通りだったということです。
勝又(417/545kb)
バットスイングの練習。監督がコーチしようとするが、教え子は事あるごとにバットで監督を殴ろうとする。
バットといってもプラスチックのバットなのですが、殴ろうとする動機というか、狙いがよくわからなかったです。
監督の「危機回避心」と、教え子の「機会をうかがう部分」があんまりぶつかっていない印象。もっと「VS」の
部分を全面に出した方がよかったかも。でも「あ、選んじゃった」はけっこう面白かったな。
+1(アイデンティティ・エレファントジョン・少年少女・スマイル・ぼれろ)
今回オフエアになった組が、10秒間使って再アピールする場。視聴者投票1位が次回オンエアとなる。
今回投票はしなかったけれど、まっさらな気持ちで見たら、最も投票したくなるネタは「少年少女」。
ただ、「これ前にレッドカーペットで見たやつだな」と視聴者に思われがちなのも残念ながら彼女ら。
なので◎アイデンティティ、○少年少女 としておきます。
前回の投票結果
夙川アトム(1504票)
天狗(487票)
花香芳秋(477票)
朝倉小松崎(434票)
ラヴドライブ(377票)
観客投票が最下位だった夙川アトムがぶっちぎりでトップ。「え?」と思って先週のオンデマンドを見て納得。
これはアピールの仕方がうまい。やりとりは見せずに「こんな感じのコントです」というだけを見せています。
たしかにこれなら続きを見たくなるのは納得。もっとも彼は、もともと視聴者投票強いんですけどね。
夙川アトム
自宅クイズ。なぜか天から自分が今住んでいる部屋に関するクイズが出題される。正解だとご褒美。
最下位とはとても思えないデキ。ただし前回はオンエア組を見た感じでは、全体的にハイレベルだったので
「相対」で見ると弱くなったのかも。彼のネタの中では、多分一番好みの気がします。