基本はいつもスタンドプレイ -6ページ目

2011年1月10日

最終日。この日の予定は、13:00からの中野twlでのライブを見ることだけ。帰りの飛行機の出発が

17:55なので、残念ながらプレGETシアターは見られないのです。


新宿駅で残りの荷物をコインロッカーから出して、忘れ物を取りに西大島経由で再びアリオ北砂まで。

着いたころ、ちょうどウルトラマンショーをやっていたので、しばし観覧。ウルトラセブンにちょっと興奮。


帰りは西大島駅ではなく、亀戸駅の方へ。中野へ行くならこっちの方が楽。


中野twlは今回で2回目。中野駅からではなく、沼袋駅の方から行った方が近いらしいのだけれど、

ルートを確認しながら行くゆとりはないので、やっぱり中野駅から。携帯電話の充電切れ間近なので

ルート上のセブンイレブンで充電器を購入。


しかし前にも感じたことだけど、セブンイレブンを曲がってからが、正直結構心細い。途中で追いはぎに

会うんじゃないかと思うくらい。まるで「羅生門」の世界だな。ばあさん出ないでくれよ。


中野twl着。ボクが2人目。twitterを確認すると、昨日もお会いした「まとめ役」の中の人が近くにいるとのこと。

でも、入口付近には見当たらないので、とりあえずスポーツ新聞を見ながら競馬予想をする。


中野twlの中から45歳くらいの男性が出てきて、「お寒い中、ありがとうございます」とのお声をかけていただく。

林家ペーさんと、冷蔵庫マンの飯塚さんを足して2で割ったような雰囲気の人でした。主催者側の方かと

思いきや、出演者のコンドルさんでした。先ほどの2人の平均値を金髪パーマにするとコンドルさんです。


まとめ役の中の人登場。昨日のできごとをちょっとだけ回顧。彼も2次会は出なかったようです。

これを見た後はプレGETだそうでうらやましい限り。


ボクはどうも、会う人会う人にすぐ覚えられるようです。この日も8月6日に「居酒屋西麻布ヒルズ」で

1度お会いしたっきりの「まりおさん(この日出演する大村小町さんのファンの人)」に声をかけられました。

「昨日、脳みそ夫さんの掲示板に書き込みしていましたよね?名前がありました」と、いきなり言われました。

まりおさんと「大村小町さんが『聖闘士☆星矢芸人』としてアメトーークに出られたらいいですね」などと

トークした後、開場時間に。



最近はこういったライブを見つけてはちょくちょく行くようにしています。


かつては「つまらないものを見たくないから、お笑い番組を見たくない」と考えていた時期もありましたが、

でも、やっぱり違うよな、と鳥居みゆきさんの出現によって、ボクは自分の考え方を改めました。やはり

「面白いものを見るためにお笑いを見る」でないとね。本来はお笑い好きな人間なのです。


開演前に、まとめ役の中の人から「鳥居さんも以前はこういったライブに出ていたんですよね?」と声を

かけられました。ボクは「はい」くらいしか返事をしませんでしたが、心ではこう思っていました。

「はい、だからこそこういったライブの出演者の中にも、実は『本物』が潜んでいるかもしれません」・・・と。



開演時間。MCは八福亭のお2人。あとタイトルコールをするためだけに1600円かけてここにやってきたのが、

先ほど出てきたコンドルさん。「タイトルコールを一緒にしたい人!」と客席に立候補者を募っていたので、

当然(?)ながら、ボクは「はい!」の返事。若干会場がどよめく。こういうのって出なきゃ損じゃない。



【第47回芸人☆ウォーズ~新春3時間SP~】



さんまいめ

千葉健太郎

バジル公園

なっぽ

おしぼりチルドレン

ナミキ

ボーダーライン

あずう


牧野ステテコ

西村

しめこのうさぎ

カモメ

長江もみ

インディゴ・イエロー

大村小町

ルネ


メルヘン須長

えんどれす

ORIE

脳みそ夫

satomi

ゆきおとこ

メロディー

ジャンみやがわ



が今回のメンバー。


正直言うと、この中で生でネタを見たことがあるのは3人(ナミキ、西村、大村小町)。テレビその他を含めても

5人(長江もみ、脳みそ夫)だけ。名前だけなら知っているのが、なっぽ、牧野ステテコ、ルネ、ORIEの4組。

正確に言うとなっぽさんは「めっちゃん時代」にはネタを見ていますが、ピンでは初めて。つまり半分以上は、

今日名前も含めて初めて遭遇する人たちでした。でも、知名度と面白さが比例しないのは経験上分かって

いるので、あまり気にしないようにしていました。今、これを書いているのは、R-1 2回戦の結果が出た直後

なのですが、この中にも何人か3回戦に進出した人が含まれているんですよ。



ではいつもの通り、全員ではありませんが、感想を述べていきます。



・なっぽ


「花嫁幸子」 恋人を取られたウェディングドレス姿の「幸子」の嘆き。結婚披露宴の招待状はもらってない。

GyaOでめっちゃん時代のコントを見ました(現在も配信中)が、以前生で見た漫才よりは合ってる印象でした。

たぶん、なっぽさんに「振り回す側」「狂気を演じる側」の資質が備わっているから、なのでしょうね。

ネタ自体は面白かったですが、ちょっと「マナティさん」とキャラがかぶっているような・・・・。


・ナミキ


「石田純一です」 実際石田さんにちょっと似ています。ハンバーガーショップでのトレンディな告白。

最も重要な部分で「噛む」という失態はありましたが、楽しかったです。


・あずう


「殺し屋と、15年前彼に父を殺された息子」 この2人は偶然出会ったんですが、せっかく親の仇を見つけた

のに、何かどうも息子のテンションがおかしい、という何ともすっとぼけたコントです。このライブの白眉。

というか、この3日間でのベスト1かもしれません。


・牧野ステテコ


「悩み」 自虐ネタの一種ですね。そんなすごく面白いことは言っていないんですけど、伝え方が笑える。

既に不幸顔をしている女優の木村多江さんから、さらに「幸」を抜いたら牧野さんになると思います。


・西村


「漫談」 浅草東洋館の寄席で見たことありましたが、その時はドンずべり。ただ今回は一言間に挟むことで

笑いを誘えるようになっていました。


・カモメ


「海外のおかしな法律」 フリップネタなんですが、あいだあいだに挟んである絵が妙に可愛らしい。


・長江もみ


「富山の名所」 富山の楽器「ささら」を使った漫談。ロンドンブーツの番組で見たことがあります。


・大村小町


「英語の授業」 この文を日本語に訳しなさい。でも日本語がすべて秋田弁。R-1の1回戦もこのネタでしたが、

その時の方が受けはよかった気がします。でもこれで2回戦も通ったということは、大きな会場向きのネタ

なのかな?ネタの前の「正直言って、富山なんかぶっつぶれちまえばいいと思います」はらしいと思いました。


・ルネ


「ラーメン屋へのインタビュー」 インタビュアーが特撮マニアのため、コメントをすべて特撮にたとえてしまう。

元ネタがわからなくても大丈夫です。十分楽しめます。


・メルヘン須長


「たまちゃんの合コン」 ちびまる子ちゃんのたまちゃんの合コンです。相手はサザエさんのキャラクラー。

モノマネが達者。タラちゃんなど8人くらいはやっていたかな。高円寺パルサーとの共演が楽しみです。


・脳みそ夫


「脳みそと漫才」 表題の通りです。脳みそは脊髄のことが大嫌いだそうです。脳みそに話を通さないから。

考えてみれば、「脳みそとコンビを組んでいること」以外は、案外ポップなネタなんですよね。



この後は企画コーナーだったのですが、飛行機の時間が迫っていたので、残念ながらその途中で退席

しました。大村小町さんに「じゃがぽっくる」「赤いきつね」「受験生用のキットカット」を差し入れし、退場。



お笑いライブは1日目と3日目に行きましたが、何というか「掘り出し物」が多くて楽しかったです。3日目の

「あずう」「ルネ」「メルヘン須長」の3組あたりが特に。次の上京ではどんな「出会い」があるのか楽しみです。



ダラダラと3日分も書いてしまいました。ここまで読んでいただいた方、ならびにこの3日間お付き合い

いただいたすべての皆さまに厚く感謝申し上げます。



じゃ、まったね~。

2011年1月9日

遠征2日目。そもそもの今回の旅の目的はこの日行われた、

「狂宴封鎖的世界『再生』DVD発売トークイベント」に参加するためです。

イベント開始は13:00。会場でDVDを購入したお客様には、鳥居さんのミニサイン色紙が配られるという特典

がついてくるとのこと。3連休の真ん中にこういったイベントが行われるのはありがたい。何しろ北海道以外の

場所でこういったイベントに参加した経験はなかったからです。あ、「さくらんぼ」があったか。

では、それまでのボクの行動を交えながら、この日の様子を書いていきます。



行きつけのネットカフェは、最近シャワールームの値段が無料になったみたいだ。これはありがたいっす。

たった100円でも気分が違う。タオル&シャンプーセットも販売している(400円)のですが、今回の旅には

洗面道具とタオルを持参したので、これも浮いたのです。500円にもなると、やっぱり相当気分が違う。

あまり眠れなかったワリには寝ざめもいい。



朝食を、カロリーメイト・チョコレート味+缶コーヒーで済ませると、まずは新宿駅へ。今回差し入れを

たくさん用意したので、コインロッカーにあらかじめ入れておいたのです。



新宿郵便局へ。10日のサンミュージックプレGETシアターは、スケジュール上残念ながら見られないので、

差し入れを直接小包で発送するため。贈った相手は、モラリストのろりこ嬢と、平成デモクラシー(笑BIZ)。


今回初めてプレGETに登場する平成デモクラシーはコンビの片割れが顔見知りということで贈っておいたっす。

それも結構な量を。それだけの量を贈ったのは、その日一緒に仕事をする他の芸人やスタッフに配って、

自分たちの名を売ってほしかったから。そうやって「平成デモクラシー」の名を覚えてもらうことは、

彼らにとって大きな財産になるだろうし、次の仕事の時にアドバイスをもらえるかもしれないし、

食事に誘われるかもしれないし。他の芸人のブログに「事務所の期待の新人」としてまで載ったら最高。


あと、大きなお世話かもしれないけど、そうやってアピールするくらいの「したたかさ」や「クレバーさ」くらいは

売れるためには持っててほしかったから。でもまぁ、若い彼らにそこまで望むのは酷かな。


だって、何の予告もなしにいきなり贈ったからね。


ちなみに、この贈った事実は、この日一緒だったほんの数名には話してありました。でも黙っておいてね、

とあらかじめ頼んでおいたのです。そう、「彼女さん」にもね。



新宿から、今回初めて乗る都営新宿線で西大島駅に。そういえば昨日乗った京王新線も初めてだった。

西大島駅の「出口1」にものすごくわかりやすく「アリオ北砂」への道順が載っていたのはありがたかったな。



駅の向かいのローソンで、最後の差し入れ物件を用意する。買ったのは「マルボロライトメンソール」。

しかも1カートン。これは鳥居みゆきさんに贈るものです。確か吸っている銘柄はこれだよな、と思いながら。

そういえば、買う時にまごついたんですよね。「BOXでよろしいですか?」とか聞かれたものですから。

「え?BOX以外に何があるの?」と非喫煙者のボクは、瞬間思ったものの、

「いいです」と軽はずみに返事をしました。ボクは何か間違ったことを言ったのでしょうか?



ご存じの人もいるかと思いますが、ボクは時々こういった「仕込み」をします。でもそういった仕込みが、

ムダになってしまうこともちょくちょくあります。今回で言えば、「渡すタイミングが存在しない」可能性は

十分にあったのです。ミニサイン色紙を「どう渡されるのか」この時点では全く分かりませんでしたから。

また、相方の藤井さんへの差し入れも持参しましたが、この時点まで「藤井さんが出る情報」は全く

なかったのです。要するに「決め打ち」ですね。あとで小林マネージャーのtwitterを見て、藤井さんが

登場するのを知ってやっと一安心したくらいでした。



現場到着は9:30くらいだったかな。会場はもちろん既に設営されていて、60席のイスが置いてありました。

最前列の中央6人くらいは既に「席取り」の状態でしたが、ボクはいつも1番端っこに決めてあるので特に

問題ありませんでした。「席取り」の目印として、後で着る「コスチューム」と「江古田ちゃんのコミック」を

置いておきました。


すぐに知り合いの方と合流。ABDO氏(一部名前をイニシャルにしております)は、係りの人に救いの手を

差しのべられたせいか、凍死寸前の様子はありませんでした。あの気温だったらボクでも堪えます。


軽いトークをしたり、もう1冊の江古田ちゃんを読んだり、昨日せじけんで飲みすぎたビールを排出したり、

鶏のから揚げを昼食にしたり、twitterで会場の様子を伝えたり、遅刻しそうなお嬢さんを心配したり、

DVDの販売が始まったので2番目に並んで、「再生DVD」を購入したり、

なぜか「輪投げ」に夢中になっているABDO氏の姿を生温かく見守ったり

にごにょごにょしていると、開演となる13:00となりました。「再生DVD」トークイベントの始まりです。

係りのおねーさんの進行で、「大型連休」の登場です。



トークイベントの様子は詳細には書きませんが、とにかくこの時の鳥居さんは絶好調の様子でした。

とにかく終始キラッキラしていました。体調がすこぶる良いのか、仕事が順調だからなのか、

江古田ちゃんの撮影が楽しいのか、藤井さんと一緒なのがうれしいのか、「再生DVD」が会場での完売

(この日用意された100枚は見事に完売)したことがうれしいのか、真相はやぶの中、蚊帳の外ですが。


逆に藤井ペイジさん(進行のおねーさんは、「藤井宏和さん」ではなく、こう紹介した)は不調とは言わない

までも口数がやや少なめで、テンションが低かったように感じました。気のせいでしょうか。


トークライブ中には、「大型連休」の漫才も披露されました。この2人のネタを見るのはテレビを含めても

初めてでした。感想をちょっと述べると、「まだまだ発展途上中」というのがふさわしいかな。台本通りに

やっている、という感じがまだ見えすぎるんですね。だから鳥居さんの奔放さ、藤井さんの振り回され方が

「かみ合わない漫才」だけど「かみ合っていない」んですね。藤井さんも絶好調だとまた違うのでしょうか?

別の言い方をすると、台本通りに「yahooコント」のようにできれば、2人の持ち味が生きると思います。



トークライブは30分くらいで終了。このあとはDVD購入者へのサインのプレゼント。アナウンスからすると、

差し入れはできる様子。まずは第一段階突破ですね。ここでボクはコスチュームを身にまといました。

コスチュームとは、もちろん「再生のライブ」が行われた会場でも来ていた「ハッピ」でございます。

戦闘服というか、勝負服みたいなものです。黒地のハッピの襟に「狂宴封鎖的世界」と書かれ、背中には

大きく「再生」と書かれている、オリジナルというかオーダーメイドのものです。もちろん非売品です。

順番が来るまでじっと待ちました。このカッコで。


で、順番。ボクと正対した鳥居さん、ハッピの「狂宴封鎖的世界」の文字を見て「これ、スゴい!」の一言。

「勝ったな」と心の中でほくそ笑む自分。後にいるマネージャーさんに「これ売ってるの?」と聞く鳥居さん。

「売ってない、売ってない、オリジナルです」と自分。


今度はリュックの中から、差し入れの「マルボロライトメンソール(1カートン)」を鳥居さんに差し出す。

鳥居さん「あ、これわたしが吸わないタイプの銘柄だ」「え?」と一瞬素になる自分。「リサーチ不足だったか?

「でも、最近何でも吸えるようにしたんだった」「それは、よかったですね・・」と普通の会話になる自分。

どこまでホントか分からないまま、鳥居さんと握手。隣の藤井さんには「北海道のご当地カレー(2種類)」と、

「R-1 2回戦」をこれから戦う人間に相応しく、マルちゃん「赤いきつね(あげ2枚入り)」を渡しました。

R-1ぐらんぷりのスポンサーは「東洋水産(マルちゃん)」で、出場者(観覧者にも)には「赤いきつね」が

会場でプレゼントされるんですね。だからです。藤井さんはピンと来ていない様子でしたけど。



イベントはすべて終了。14:00くらいだったかな。で、いつものことながら、皆さんと飲みに行くことに。



西大島駅に行く途中で、コートをロッカーに預けておいたことを忘れていた自分。戻ることもできましたが、

「ま、明日取りに来ればいいか」と軽く考えていた自分。まさかこの時は、0:00まで皆さんと一緒にいることに

なるとはつゆ知らず・・・・。寒かったっすよ。



新宿の某所で飲み会。その時の様子はくわしく書きませんが、とりあえず個人的なハイライトを申し上げると、

「好きな鳥居さんのネタは何?」という今さらながらでもあり、その人の嗜好も垣間見えるトークのネタでした。

ボクは「結婚式」と「だるまおとし」が不動の2トップ。「こっくりさん」「オフィス魔女」も好き、と話し、ある人は

「チンドン」。またある人は、けっこうバカバカしいのが好きなので「死刑執行」。などといろいろ出てきましたが、

最終的な結論が「サミュエル最高」になったことですね。



0:00ころその店を出ました。さらなる2次会(行ったそうです)に参加してもよかったのですが、手持ちの

キャッシュが不足して、近くのコンビニでおろそうと思ったところ「時間外」。「セブン銀行」なら時間は大丈夫

だったのですが、すぐに見つからなかったので、やむなくさようならしました。コートなしだと寒かったすよ。



昨日も行った池袋のネットカフェで就寝。この日はぐっすり眠れました。



「トークライブ」当日の様子はこんなところです。他にも色々あったのですが、「書けることと書けないこと」が

ありますので、まぁこんなところです。ご覧いただきありがとうございました。

2011年1月8日

この日から暦的には3連休でした。


1月9日の「再生DVD発売イベント」の存在はもちろん存じ上げていましたが、本来、上京する予定は

なかったのです。事前に航空券を買っていなかったので・・・ね。


もっともこの時期というのは、仮に事前に航空券を買おうとしても、年末年始に近いこともあって、

「事前購入割引」というのがないため、結構高くついてしまうのですよ。ANAとかJALだと、往復で

83000円くらいかかるのかな。スカイマークだとその半額くらいで済みますが、早めに売り切れて

しまうのがネックです。実際に「帰り」の方は売り切れていましたし。


ところがぎっちょん(死語)、昨年末に行われた「有馬記念」の勝馬投票券の結果が・・・・なんと言うか

ごにょごにょ(安藤なつさん風味)だったので、急きょ参戦することにしたのです。


というわけで、今回はその3日間のボク自身の行動を、誰も望んではいないのですが、書いてしまおうと

思っております。


なお、あらかじめ申し上げておきますが、鳥居さんファンの方は「1月9日編」だけ読んでいただければ十分

だということを伝えておきます。



12::00に旭川発のスカイマークで出発。この便、以前は羽田までの直行便だったのですが、数か月前

から、旭川→新千歳空港(札幌)→羽田という経由便に変わっておりました。海外に行ったことはないし、

大阪に行った時も、羽田で降りて新幹線というルートを使っていましたので、経由便は初の経験。

羽田を出たのが15:30くらい。ここからまず新宿に行って、幡ケ谷まで行きました。初めて降りた駅です。



【せじけん】



千原せいじさん(「千原ジュニアさんの兄」の方が通りがいいかも)が経営している居酒屋です。

場所は幡ケ谷駅から歩いて3分くらいのところにある「ブックオフ」の2階にあります。


この店のウリは、働いている人間が全員「芸人」であるということ。もっとも、ボクが従業員全員の

名前を見たところ、知っているのが「4人だけ」でしたし、ボクが行った時に名前を知っていた芸人は

たったの1人でした。飛石連休の石見くんだけです。ちなみに石見くんは、17:40ころ厨房に出てきて

カウンター席にいたボクの目の前で、ずっと洗いものをしていました。ボクが帰るまでの20分ずっと。

あと、これは言っていいことかどうかわかりませんが、麻雀で9000円負けたそうです。


お通し(315円です)が「数の子」っていう店は初めてでした。おせちの余りものかと思いました。

溶岩プレートで焼く「せじけん溶岩焼き」というのがメニューにありまして、鶏のももを頂戴しました。

これはおいしかったです。ただプレートがあったまるのに結構時間がかかるんですね。

火力を小さめにするのがコツだそうですが、時間がかかりそうだったので、火力を自分で大きくしたら、

さりげなく小さくされました。ボクは何か間違っていたのでしょうか?


ざっくりと感想を述べると、「居酒屋」という感じではないかもしれません。ビールの値段が、大735円、

中472円、小367円ですから、わいわい飲む居酒屋ではありません。1時間くらい食事をする場所、

という感じでしょうかね。パーティープラン(飲み放題)というのはありますが、「90分」ですしね。

食べるものは十分おいしかったです。自分が好きなものばっかり頼んでいたのを差し引いても。

でも料理が出るまで時間がかかりすぎかな。ボクが行ったのは開店直後でしたが、満席でないのに

少し出てくるまでが遅かったですね。なのでビールばっかり飲んでいました。大を1杯、中を3杯かな。

1時間しかいなかったのと、この後も予定がある割には多いでしょ。


店を出たのが18:05くらい。これから中野の「野方」という駅に向かいます。これも初めて降りる駅です。



【おもちゃ箱ライブ】



8日の夜は特に予定はない、正確に言うと、どっかのお笑いライブを見たかったけど、どこでやっているか

わからない状態だったワケですが、マリアのイー☆ちゃんのブログを前日に眺めていたら、ここに出ると

いう情報がありました。主催者のブログを見たら、サンミュ芸人も多かったのでここに決定。


野方南自治集会所の場所は駅から近くてわかりやすかったです。以前「中野twl」に行った時の不安さ

を考えたら天国のようでした。本来はもっと近くて大きい「野方区民ホール」という「ハコ」で行う予定

だったようです。でもハコが取れなくてやむを得ずここになったそうです。


場所の様子を書きますと、「自治集会所」というだけあって、何か町内会の予算を決めたあとの宴会場

みたいな雰囲気の場所でしたね。何しろ全体が1部屋なので「楽屋」というものはありません。なので

黒い幕で会場を区切って、そこから中が「楽屋」と言い張っていました。着替えは外でやったらしいし。


主催者である「こあら王子さん」(実際コアラ顔しています)の前説のあと、MCである朝倉小松崎登場。

小松崎くん(ギターをひかない方)が、ある営業中一緒に出演していた、先輩である小島よしおくんに、

「お前俺と顔が似てるし、海パン貸してやるから、俺のフリして舞台に出ていけ」というむちゃぶりをされて、

実際出て行ったら歓声が「ウォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・違うよね?」に変わっていった話をしたあと、

いよいよライブスタート。



あんぺあ
ちぇんちぇん
見た目が邦彦
うめやん
ワンツーギャンゴ
きよまき
ピンボケ太郎
イーちゃん
寺¨X


中MC&トークタイム


姫くり
フライングマン
めいどのみやげ
123☆45
朝倉小松崎
ヲタル
スギタヒロシ
カズミファイブ

(追加としてポップコーン兄弟)



全部ではありませんが、印象に残った、面白かった芸人を紹介します。



・ワンツーギャンゴ


 「モテ男と教師」 先日のプレGETシアターで「歩くセクシャルハラスメント」というのをやったそうですが、

たぶんそれでしょう。キスマークがつきまくっていた男と教師のコントです。個人的にはこの日の1番。


・ピンボケ太郎


 「紙芝居桃太郎」 桃太郎の紙芝居をやろうとしたところ、順番が違っていたり、関係ない話が混じって

いたり、なぜかブルドーザーの写真が入っていたけど、仕方ないからそのままやった話。

ピンボケくんへの感想は、セリフはまだお勉強中だけど、「間の取り方がうまい」ということ。

この1人コント自体が「間」の重要性が高い話だけに、安心して見ていられました。個人的にはかなり好き。


・イー☆ちゃん


小雪です。CM風の音声に合わせて(口パクだけど)しゃべったり、アクションをしています。

イー☆ちゃんブログに書いてあったR-1用のネタはたぶんこれでしょう。

相方ゆみみさんが舞台に出るために、今回はピンでの登場でした。


・寺¨X

「¨」は濁点です。これで「でらっくす」と読みます。この日最もお客さんの支持を受けたコンビでした。


・中MC&トークタイム


MCはこあら王子さん。ゲストはM-1ぐらんぷりで、かつて敗者復活戦を勝ち上がったオードリー、

NON STYLE、パンクブーブーを会場まで連行していったという、タクシー運転手の原田さん。

詳細は・・・・覚えていないな。


・フライングマン


元ザクマシンガン石川と、元フィフティーカーニバル五十嵐(顔がぬらりひょんの方)のコンビ。

久々に五十嵐くん見たけど、やっぱりキツいわ。コントのデキは・・・まずまずかな?


・123☆45

これ一発で読めたらスゴいです。答えは「イズミ☆ヨーコ」


・朝倉小松崎


「ツッコミの練習」 やり取りが少しかぶってしまう彼らの悪いクセがちょっと出ていたな。


・ヲタル


「節子一人にしないでくれ」 火垂るの墓の主人公に扮したヲタル氏が、売れない現状を嘆く。

芸歴15年以上ある芸人の自虐ネタは、どうしてどれもおかしいんだろう。


・スギタヒロシ


「モンスターに浸食された男」 おなかから飛び出したちょっと可愛いモンスターとの漫才。客支持第2位。


・カズミファイブ


漫談。元サンミュ芸人だけど、ネタを見るのははじめて。客支持第3位。



・エンディング


来ていただいたお客さんへのプレゼントとして、開始時にお客さんに配った「トランプの半分」を使っての

抽選会が行われました。もう半分をMC朝倉小松崎が引いたら当選。景品は希望する芸人さんのサイン。

ただ、配っていないトランプまで混じっていたため、しばらく誰も当選しないという始末。

当選者が出たと思ったら、当たった相手が、客として来ていた芸人大神クヒオさん。しかも、サインを

もらう相手に、こちらも客として来ていた、みつまJAPANさんを選ぶという体たらく。

最終的にはこあら王子さんが「サインほしい人はいませんか」と客に聞く始末。もっとも、そのおかげで

ボクもイー☆ちゃんのサインもらえたんですけどね。イー☆ちゃんいわく、「不完全なサイン」ということで

サインの写真はなしです。


終わったのが21:05。「実費になるけど、打ち上げに参加できます」という甘い誘いもありましたが、

ボクはもう一つ見なければいけないものがあったので、行きつけのネットカフェがある池袋に行きました。



天才脳みそ夫の臓器が出るテレビ 】 



この番組の存在は、実を言うと「アメトーーク」の放送前から、この日のゲストである大村小町さんの

ブログで知っていたんですね。しかも大村さんの今年最初の仕事が、この番組だという。ある意味、

「脳みそ夫(プチ)バブル」の恩恵を最初に受けた芸人というべきかもしれません。大村さんは。


放送の様子はアーカイブを見ていただきたいのですが、脳みそ夫さん、本当に売れたかったんだなぁ。

と切実に感じましたね。ホントに。最初の方のむず痒いくらいの鳥居賛美もすごかったな。



後半駆け足っぽかったけど、報告終わり。「1月9日編」でお会いしましょう。