MENYA 食い味の道有楽 @柏市松ヶ崎 ~「限定☆鴨治部煮蕎麦トリプル+カニ飯」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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2015年2月21日(土)

MENYA
食い味の道有楽

【注文】鴨治部煮蕎麦トリプル+カニ飯
【価格】1500円+α / 300円


NMBさんが「土曜日には何かが起こる可能性がある」と言ってたのを思い出し、仕事帰りに訪問。
JK店主に確認すると・・・か、鴨蕎麦が有った~!!!
諸兄のレポを拝見して、これが食べたいと涎垂らしてたんですよ~


提供中の如月の一杯「あえてサッパリ・・・・かも」の副産物である、鴨の煮汁を使った超限定メニュー。ラッキー!
先日鴨ロースと治部煮が乗った「鴨ダブル治部煮そば」が1500円で提供されたようですが、「豪快に鴨食いたい~」と強引に願い出たら、トリプルがやって来た~

蟹飯も出来るよ~」と言われ、勿論お願いします。
鴨追加分¥はカニ飯代と一緒に現金で支払ったけど、興奮の余り覚えてません。スマソ…


肉厚の鴨が10枚も載ってます。
しかも2種類の鴨を、各々異なる調理法で仕上げているのがミソ。


つい先日「如月の一杯」でもいただいたピンクの鴨ロースが5枚。
こちらは合鴨を使用しています。
因みに合鴨とは、真鴨にアヒルを人工交配して作られたもので、野鳥特有の臭みが無く肉も柔らかなのが特徴。
一般的に鴨として販売されるのは、ほとんどが合鴨とのことです。
レア食感も肉の旨味がジュワ~の旨さも、いつもと変わらぬ絶品。


もう一方の治部煮は、な、何と手に入りにくい新鮮な真鴨を使用。
貴重なものですが、世間一般的には肉質は硬めで、臭みの処理など調理も難しいとされてるようですね。
でもそこはJK・・・真鴨に蕎麦粉をまぶし、これも絶妙なミディアムレアに煮込んでます。
煮汁やスープを吸った蕎麦粉の衣が円やかに鴨肉を包み、その鴨肉も驚くほどの軟らかさ。
その旨味たるや、失礼ながら合鴨より数段上に感じます。


1枚ずつ味わう度に、唸りを禁じえません。
その他の具は、鴨肉と鴨汁をより美味しく味わうための鉄板の薬味類。


スープは鴨の煮汁100%使用の濃密な醤油清湯で、治部煮の影響なのか微かなトロミを感じます。
表層の鴨油はやや多めですが、嫌味やクセは一切無し。
まったり濃密な円やかさと甘味が一瞬これは日本蕎麦?と思わせますが、そこは手抜かり無く、よく味わうとラーメンらしさも兼ね備えたチューニング。
本来ラーメンの甘味は得意ではありませんが、この仕様なら美味しくいただけます。
正に和の鴨蕎麦とラーメンとの融合で、経験したことのない境地。
日本蕎麦屋さんでいただいても超絶品と感じるでしょう。
鴨感?もちろんハンパナイですよ~


麺は菅野製麺所製、やや太めの中細ストレート


ツルツルの口当たり、コシを感じながらのモチモチ感。
和に触れたスープにあってラーメンらしさをしっかり主張し、とても良い相性です。
麺量は140g程度と思われますが、全体のボリューム感がパナイのでちょうど良いぐらい。


サイドで頼んだ蟹飯
「如月の一杯」の専用飯として提供されてるものですね。
ご飯上に山葵醤油で洗ったカニほぐし身を載せ、分葱をパラリ。
上半分を軽く混ぜ合わせて、まいう~


残り下半のご飯は、どうしても試したかった鴨汁ご飯として。
柚子をアクセントに、こちらも我ながら絶品。


いやあ、またぶっ飛びました。
店主さんの調理人としての腕前は十分に認識していますが、それでも今日は驚きました。

印象的には日本蕎麦感6:ラーメン感4ですかね…どちらの感覚にも浸れる絶妙な仕上げ。
そして鴨の調理技術。
いずれにしても、こんなに鴨を贅沢に堪能できる鴨蕎麦を食べたことは有りません。
レポを書いて思い出してる今も、すぐにでも再食したい気分(笑)


ご馳走さまでした~
大満足(≧∇≦)


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