ラーメン 燈郎
【注文】限定☆カニ味噌ラーメン
【価格】730円
期間限定麺をいただきに新小岩へ～
通し営業につき、限定リリースの18時を待つ人のみが列を作ります。
毎日14時にリリースされるもうひとつの限定「背脂煮干ラーメン」も食べて、本日2回目の並びという方も。
因みにそちらは1日20食の提供で、この日は15時半頃に売り切れとのこと。
雨混じりの厳しい条件の中、リリース時点での待ち客は10名強。
今回の限定は2/23(月)～3/8(日) の間、木曜を除いて提供されます。
昼は11時から、夜は18時からの各15食。
事前に食券購入の案内があり、「ミニらーめん」券730円也を買って佐久間さんにお渡しします。
荒井店長が麺場の傍ら、小鍋でスープを加熱しながら専用の味噌ダレで調味。
3杯ずつのオペで、程なくご対麺。
濃厚タイプではないと聞いてましたが、想定以上のシャバ系清湯。
ライトな豚をベースに、渡り蟹を大量に投入したスープ。
3種の熟成味噌のブレンドによる味噌ダレ。
のっけから渡り蟹が全開ですね。
そこに円やかな味噌感がキッチリ乗ってきて、お互いに譲らない真っ向勝負。
このシャバいスープで、これだけの出汁感と味噌感を良く両立させてます。
豚骨のコクもしっかりしてるし、白味噌や蟹のナチュラルな甘味も味わいを複雑にしてますね。
経験したことないタイプでかなり美味し～
麺は自家製の中細麺で、今回の限定専用に作られたもの。
当店の限定清湯と言えばパツパツ系の低加水麺が主流でしたが、最近は徐々に加水率高めの麺を使う傾向にありますね。
今回も然り。
味噌ということもあって、しっかり目ながらコシとモッチリ感を前面に出してる印象です。
麺を啜ってもちゃんと蟹と味噌が絡んでいて、相性は良さげ。
麺量は150gとのこと。
具はチャーシュー、海苔、三つ葉、葱。
肩ロース使用のチャーシューが2枚。
野菜のペーストに漬けこんでから、オーブンで焼き上げたもの。
荒井店長、いろんな技を繰り出してきますね。
そこそこの肉厚が2枚となれば、ボリューム感もそこそこ満足。
レアな食感を残しつつ、噛み応えや甘めジューシーな肉汁を引き出した秀作と感じます。
普段は濃厚タイプの味噌を好む自分。
想定外のシャバなスープに一瞬不安がよぎりましたが、その不安も杞憂でした。
「そこはハンパない蟹を使ってますから」と荒井店主。
ご本人は実は蟹が余り得意でなく、スープを炊いてて余りのカニ臭に具合が悪くなりかけたとのこと（笑）
濃厚でなくても味噌はそこそこのインパクトがあり、それに拮抗させるだけの渡り蟹の出汁感が奥行きを醸し出し、不足感を感じません。
味噌と渡り蟹が高いレベルで競り合う美味しい一杯でした。
ご馳走さまでした～
満足（≧∇≦）
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