らーめん 風花 @金沢市此花町 ~「らーめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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2015年524日(日)


らーめん  風花


【注文】らーめん
【価格】 690円

[訪問日時] 2015.5.24(日) 11:15
[店内状況] 先客3名、後客3名
[注文方法] 口頭注文、後会計
[味] 鶏魚介清湯/醤油
[麺] 中細麺(160g位)
[具] チャーシュー、メンマ、ホウレン草、葱


帰京前にもう一杯。
駅近くで11時から開いている当店に入ります。


店内外に無化調であることや素材についての説明書が貼ってあり、丁寧な作り込みが垣間見えます。
基本メニューは醤油と塩。
それぞれチャーシュー、もやしトッピングのバリエーションで、シンプルに営業されているようです。


デフォの醤油を奥様(?)に口頭で注文。
これも非常に丁寧な店主さんの所作を眺めていると、5分ほどでご対麺。


スープ動物系は鶏ガラに手羽先を使用、節系中心の魚介が仄かに香るバランス型のあっさり清湯。
炊き込まれた7種の野菜の旨味と合わせて、無化調にありがちな不足感は感じません。
カエシは地元金沢と小豆島の醤油をブレンドとのこと。
主張は控えめで好感が持てますが、野菜由来の甘味も含めてやや甘の仕立てが少し気になります。
元来ラーメンの甘味には敏感なほうなんで、気にならない方のほうが多いとは思いますが。
どこかノスタ系の安堵感を感じさせ、何より「体にやさしい」とのキャッチには共感します。


は中細のストレートで、茹で加減は普通程度でしょうか。
中盤からやや軟らかめに感じますが、地方都市では珍しいことではありませんね。
コシとかモッチリ感とか特筆すべきレベルではありませんが、しなやかで喉越しの良い麺だなとの印象を持ちました。
麺量は通常よりもやや多めな感じ。


はチャーシュー、メンマ、ホウレン草、刻み葱。

チャーシューはかなり大ぶりなバラロールの煮豚タイプ。
厚みもそこそこながら箸先で崩れそうなホロトロ系で、薄甘控えめな味付けが美味しいです。


メンマは硬めコリコリ。
その色合いから濃い味を連想しますが、いたって穏やかな味わいです。
ホウレン草はスープとベストマッチ。


無化調へのこだわり、丁寧なオペレーション、加えて綺麗に整頓された店内の様子等から、店主さんご夫妻のお人柄とらーめん作りへの愛着が窺えます。
らーめん自体はやさしさがウリのあっさり醤油で、その味わいよりもお店や店主さんのイメージが記憶に残るようなタイプではないでしょうか。
最後にスイスイっとスープを半分以上飲みながら、そんなことを考えてました。


ご馳走さまでした~