日本橋 製麺庵 なな蓮 @中央区(三越前)~「濃い出汁つけそば+炭火炙り叉焼」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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2015年6月16日(


日本橋 製麺庵  なな蓮


【注文】濃い出汁つけそば+炭火炙り叉焼
【価格】850円+150円

[訪問日時] 2015.6.16(火)11:30
[店内状況] 先客約10名、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏豚魚介/白湯/醤油
[麺] 中太麺(250g位)
[具] (麺)チャーシュー2種、海苔、水菜、(汁)刻みチャーシュー、メンマ、玉ねぎ、葱


ランチタイムに「なな蓮」さんに初訪問です。
麺友さんのレポで予習は万全。
あ~あ、NCさんは食券買い間違えたのね、オッチョコチョイやね~
11時半に到着、奥まった店内に若干の空席があるのを確認して、「濃い出汁そば」と叉焼でちょうど1000円の食券を購入。



直後から後客が続々途切れず、あっと言う間に待ち列発生。
その後退店時までずっと7~8名の行列が続いてましたが、回転は良いようでクルクルと入れ替わってるようですね。
そうこうする内に登場したのは「つけそば」
私はラーメンですよと余裕をかましてたら、どうやら間違えてつけそばの食券を買ってたらしいですよ。
確かに叉焼増しで1000円はつけそばの値段だわ・・・。
あちゃ~! NCさんと同じことやっちゃった~(>_<)



麺、麺丼の具
ややモチベーションダウンを引きずりながら、麺皿のチェックを開始。


は中太ストレートで、全粒粉らしき斑点が見えます。
国産ブランド小麦4種による拘りの自家製麺。
箸でリフトしようとすると結構な重量感で、密度の濃さが想像できますね。
それにしても長い麺・・・目の高さを超えないと丼から離れませんので、これは汁に浸けるのが難しそう。


この麺は美味しいですよ。
茹で時間と水〆の加減がバッチリ合ってるようで、麺の特徴を良く引き出してます。
ツルツルの口当たり、強いコシと弾力性、小麦の香り満載でモッチリ感まで硬め。
麺量は250g程度に感じました。


麺上の具は2種のチャーシューと海苔、水菜。
チャーシューは2枚とも追加トッピ分のようですね。
肩ロースとバラロールの2種、どちらも叉焼タイプでしっかりと肉の旨味を封じ込めたもの。
直前に炭火網炙りの上で提供されるので、香ばしさも満開です。
これ2枚で150円なら、十分に増す価値有り。


つけ汁、汁丼の具
つけ汁はマタオマっぽいイメージですが、微妙に差別化の工夫がされてるようです。
鶏豚混合のライトな動物系ベースにかなり大量の魚介を合わせてあり、節系魚介が前面で主張するバランスが特徴的。
おそらく「濃い出汁」とはこの魚介のことかな。
甘辛酸の三要素で言えば甘味はほぼ感じず、京都の千鳥酢を使ったという酸味が爽やかに食欲を増進させます。
微かな唐辛子系のピリ辛。
これからの暑い季節には特に重宝しそうな味わいですね。
粘度は意外とシャバ寄りで、先ほどの強い麺にどれだけ絡むのかがやや不安材料。


汁には刻み玉ねぎと刻み葱が浮かび、レンゲを入れてみると刻んだチャーシューとメンマを発見。
チャーシューは先ほどの肩ロース焼豚タイプ1枚分を4分割に刻んだもの。
玉ねぎと葱の量がやや寂しいですね。



実食
不安は的中。
硬め太め高密度な自家製麺が、ややシャバ寄りのつけ汁に勝ちまくり。
この絡みではバランスに問題と指摘せざるを得ませんね。
若干粘度を上げるか、麺の切り刃を変えるか・・・。
麺も美味しいし、つけ汁も独特の酸味と魚介の主張で、最近の豚魚では「お!」と感じただけにモッタイナイ感じです。
左手にレンゲを手放さず、追い汁を飲みながら何とかリカバリーしましたけどね~

因みにスープ割りはせずにフィニッシュ。
汁そばをサクッとのつもりが、結構重ためのランチになってしまったので・・・。
でも、このつけ汁ならスープ割りもイケるでしょうね。


感想
当店は最新のTRY新人賞MIX部門で堂々の1位に輝き、その受賞作が「濃い出汁そば」


食券の買い間違えで食べれなかったのが悔やまれます。
まあ、このつけそばも麺と具のバランスを除けば各々のパーツはかなり出色のレベルで、その実力を垣間見ることはできたかな。
周辺のリーマン、OLがひっきりなしに訪れる超人気店です。
やや意気消沈の中でのラー食だったので、辛口コメントは割り引いて見たほうが良いかも知れません(笑)


ご馳走さまでした~


日本橋 製麺庵 なな蓮
東京都中央区日本橋室町1-8-7 東信室町ビル 1F

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