豚骨一燈
【注文】期間数量限定☆鶏と貝の淡麗塩つけ麺+小ライス
【価格】850円+50円
[訪問日時] 2015.8.17(月) 開店前
[店内状況] 開店待ち2番目、後客10数名
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏+貝/清湯/塩
[麺] 中細麺(200g)
[具] (麺)鴨チャーシュー3、三つ葉、酢橘、(汁)ホンビノス貝、メンマ、葱
期間限定なので早上げ~
先週末から始まった限定をいただきに。
ここのところパンチ君系やら辛い君系の限定をスルーしてたので、3ヶ月振りになってしまいました。
週末はかなり早い時間から並びが出来ていたようですが、流石に平日は開店15分前で2番手。
定刻開店時のシャッターズはちょうど10名、因みにそのうち限定注文は6名のようでした。
福原店長のご挨拶で開店。
限定への思いやオススメの食べ方等を語る、語る。
〆の雑炊を是非!とのことなので、断食中にも関わらず小ライス食券も衝動買いしてしまいましたよ(笑)
■ 麺と麺皿の具
中細、やや太めの粒粉入りストレートで、この限定に合わせて自ら特注したとのこと。
しっかり水〆の後に氷水でキンキンに冷やし、綺麗に折りたたまれています。
最後に出汁水がかけられてるので、瑞々しく輝いてます。
出汁水はホンビノス貝と昆布。
貝の尖りを押さえるために昆布を入れたとのことで、ホンビノスがじんわり寄せる感じ。
この夏は麺を昆布水に浸しての提供が大流行の感ですが、貝を効かせたパターンは珍しいですね。
麺はコシが強めで小麦の凝縮をしっかり感じながら、しなやかさも兼ね備えたタイプ。
ツルッとしてそうでボソ感も有り、喉越しがまた堪らない不思議な麺キャラですね。
自家製麺、麺量は200gとのこと。
麺上にはレア仕上げの厚めな鴨ロースが3枚。
うち1枚は周囲に色がついているので、異なる調理法なんでしょうね。
どちらもしっとりと、鴨ならではの風味がストレートに伝わる逸品ですよ。オイチ~
そして傍らには味変用の酢橘と彩りの三つ葉。
酢橘は搾り易いように切れ込みを入れる、細かい配慮。
■ つけ汁と具
つけ汁は鶏主体に昆布、帆立等を合わせた淡麗清湯。
麺友さんのレポに鶏が弱めとの感想もありましたが、今日は結構強めに出てる感じですよ。
そのせいか魚介が下支えに回ってる印象ですが、麺に絡む出汁水とのバランスを考えれば意図通りの仕様でしょうか。
塩気も尖り無く穏やかで、ちょっと薄めればそのままグビグビ飲めてしまうほど。
最近は淡麗塩が好みなんで、個人的にはかなり嵌まります。
汁中にはでっかいホンビノス貝が鎮座。
出汁ガラとは思えない、貝の旨味がギッシリですよ。
たっぷり浮いた粗切り葱が意外と効いてます。
具はこれだけと思ってたら、最後〆雑炊の時に丼底からメンマ発見(笑)
■ 実食、〆雑炊
「麺を全部浸すのではなく、蕎麦の様に半分ほど」と福原店長のアナウンス。
そのほうが貝の風味を感じられるとのこと。
言われたとおりに半浸けでいただけば、鶏とホンビノスのコンビネーション。
まだ鶏が優勢ですかね。
全浸けしてしまうと、貝が消えてしまう感じです。
私は個人的に強い貝が好きなんで、もう少し貝に頑張ってもらいたい気もします。
その拘りを解いてしまえば、十分に美味しいと太鼓判押せますよ。
中盤からは酢橘が大活躍。
つけ汁に絞って、麺上から絞って、爽やかな味変を満喫。
トラディショナルな味変法ですが、見事なはまり役です。
麺を食べ終わったら、ホンビノス貝と昆布の出汁水でスープ割り。
そのまま飲んでみると、来ましたよ~ホンビノスが。
つけ汁の温度が下がったこともあって、貝感がじんわりと復権します。
「スープ割りをした後で温め直しますので、そこにライスを入れて雑炊で〆て下さい」
そのアドバイスに従って、熱々の雑炊を平らげてフィニッシュ!
■ 感想など
「鶏をふんだんに使ったスープ、貝をふんだんに使ったスープ、この二つが出会う時 至福の瞬間が訪れます。」
限定の案内通り、鶏と貝のコラボが見事な一杯ですね。
福原店長が細かい仕様にまで思考を重ねたと仰るだけあります。
因みに鶏と貝のコラボにも微妙な変化が感じられました。
つけ麺としていただく時は鶏が優勢。
出汁水でスープ割りをすると貝の存在感がムクムク。
それを温め直すと、再度の鶏感君臨。
どの状態がベストかは好みの問題でしょうね。
私の場合はスープ割りを温めてもらう前に、やや温めの雑炊で〆れば大台だったかも!
なお、この限定は8/23(日)まで昼夜各10食の提供です。
ご馳走さまでした~