NOODLE STOCK 鶴おか
【注文】 SR7コラボリレー限定☆贅沢三昧 他
【価格】 1300円
訪問日時] 2015.10.4（日） 開店前
[店内状況] 開店待ち7番目、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[別注文] 【俺の丼プレミアム】イベリコ豚ステーキ丼（500円）
★このメニューは当日限りの限定です。
待ちに待った当日。
麺友さんたちとの待ち合わせ時間の少し早目に着くと、もう人だかりがしてますね。
開店1時間前の10時半ころにはシャッターズは40人近くになり、急きょ整理券が配布されることに。
一巡目を確保していましたが、麺友さんと時間を合わせて後方の時間帯に回ります。
駅近くでひとしきり盛り上がった後指定の時間に戻ると、5分ほどで店内に案内されます。
券売機で標題と「冷やおろし」冷酒350円の食券を。
今日は3種のコースメニューで腹パン必至ですが、「イベリコ豚ステーキ丼」も行くしかないでしょ！
カウンター上には「らーめん芝浜」よろしく具材の詳細を記したお品書き。
そう言えばネーミングの「三昧」も「らーめん芝浜」さんの使用許可を取ったとか。
厨房内では鶴尾店長が麺担当、鶴岡オーナーはと言えば鉄板で地鶏焼きの係です。
シークレットでお楽しみとのことだった1品目の正体が、この時点で明らかに。
縁日の屋台のお兄さんみたいで、本人結構好きらしい(笑)
冷やおろしとサービスお摘みの鶏皮に続いてその地鶏焼きが届けられ、贅沢三昧のスタートとなりました。
■ 1品目：地鶏の鉄板焼き
モモ肉、ムネ肉の混合ですかね・・・皮はこんがり、肉はジューシー。
塩ダレに付け込んで、ブラックペッパーとニンニクの風味がじんわり。
つけ合わせのキャベツにかけられたドレッシングも美味しい。
これ前菜じゃなくてメインでしょ！位のボリュームですが、アナウンス通り2品目に少し残しておきましょうか。
既に冷やおろしもおかわり済み（^^;
■ 2品目：たましゃも油の和えソバ
続いて彩り豊かな豪華和えソバが登場。
低加水パツパツ系の細麺を硬めに茹でて、たましゃも油をメインにいくつものブランド醤油と鶏節で仕込んだ特製ダレで和えたもの。
ひと口目から濃密なたましゃも油がブワ～と広がり、特製ダレを載せて鼻腔に抜けていく感覚。
麺は菅野製麺所の特注で国産小麦「夢力」を含むブレンドで、麺量130gとのことです。
トッピングが凄いし面白いし。
しっとりジューシーな古白鶏胸肉の低温チャーシューには、カラスミパウダーが風味を添えます。
細かく刻まれた燻りがっこには驚きました。
ラーメン類の具としては初体験ですが、薫香と独特の甘味がかなり効果の高いアクセント。
その他にもアーリーレッド、何かのスプラウト、青葱がふんだんに。
ここに1品目の地鶏焼きの残りを加え、思いっきり滅茶苦茶にしてやります。
更に別添えのウズラ卵を落としてサッと絡めていただきま～す。
歯応えある麺に絡む香り高い醤油ダレと、豪華でひねりのきいた具材の数々。
これはかなり独創的な絶品ですね。
■ 3品目：濃厚清湯たましゃもソバ ～ポルチーニを添えて～
お次は3品目の汁そばで、たましゃもメインの醤油清湯です。
カエシはオーナーの好きな菊醤や日本一醤油のブレンドで、仄かな味醂の甘味。
事前のアナウンスでは、たましゃもに加えてのどぐろや浅利を使うようなことが書いてありましたが、正直駄舌には余り感知できません。
何故かって、スープ温度が火傷警報レベルに熱々なんですよ。
芳醇な醤油カエシとじんわり濃厚な鶏系の風味は伝わりますが、それが精一杯。
美味しいのは間違いないですが、ちょっと残念だった一幕です。
麺は菅野製麺製の特注で、石臼挽きふすま配合の風味豊かな中細麺。
先程よりはやや加水を上げて、しなやかさと喉越しの良さを楽しめる仕様ですね。
麺量はこれも130gとのこと。
トッピングも拘りのラインナップ。
チャーシューは岩中豚の肩ロースを使った低温レア仕上げ。
刺しの入った高級豚をしゃぶしゃぶして食べた時の、アマトロ感が蘇る絶品。
その上にはポルチーニ茸が濃密な風味を添えて。
緑の薬味が分からなかったんですが、微かな苦味が心地好かったです。
■ 別注文：イベリコ豚ステーキ丼
まだ終わりません。
別注でお願いした「俺の丼プレミアム」は、何とイベリコ豚べジョータのステーキ丼。
2品目を食べ終えた頃に届きました。
どんぐりで飼育されたベジョータは、イベリコ豚でも大変な希少価値と聞いてます。
軟らかく旨味満載のベジョータが4枚、ほど良い厚みで薄甘醤油の味付けも絶妙ですね。
添えられたドレッシングは、1品目のものと同じですかね。
バルサミコ酢、マヨネーズにマーマレードを加えて作ったようで、これが醤油タレと激しくコラボして至福へと誘ってくれます。
■ 感想など
堪能させていただきました。
贅沢三昧は1300円ですから粗利だけでも赤字、人件費だ光熱費だと考えたらとんでもないことになってると想像します。
前日にお店を休んでまで仕込みをされる拘りようで、頭が下がりますね。
今回のSR7コラボリレー、アンカーを勤められるにおいてはかなりのプレッシャーがあったかと思いますが、ホッと胸を撫で下ろされたことでしょう。
ファンの一人として、今後ますますのご活躍をお祈りしてま～す。
ご馳走さまでした～
