MENYA 食い味の道有楽 @柏市 ~「新春限定☆新春黄金ラーメン2016 IN 活蛤バター」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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MENYA
食い味の道有楽


【注文】新春限定☆新春黄金ラーメン2016 IN 活蛤バター
【価格】1500円

[訪問日時] 2016年1月上旬(休日) 昼
[店内状況] 開店待ち11番目、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏+魚介/清湯/醤油
[麺] 細麺(140g位)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、蛤、海老、木耳、五三竹、銀杏、栗、人参



★このメニューは現在提供されていません。


店内連食です。

この日は恒例の新春限定をいただきに、道有楽にシャッターズ。
用意されたメニューは3種類。
連食もOKとのことなので、早い時間から並んでる方々はほぼ2丁食いですね。
私も標題メニューと「7種野菜のけんちん蕎麦」の2種をチョイスします。



店主お任せで最初に提供された「7種野菜のけんちん蕎麦」を完食し、残そうと思ったスープをチビチビ舐めて残り僅少になって来た頃に、2杯目が登場します。
カラフルな具が散りばめられた、道有楽の正月らしいビジュアル。
それでは早速いただきま~す!



スープ
当店の正月の風物詩とも言える黄金ラーメン。
比内丸鶏の強い鶏出汁と鶏油、穏やかな昆布出汁が見事に調和し、幾重にも押し寄せる分厚いスープ
カエシに使われた八正醤油は淡く薄口ながら、それ自体がコク深く、上手く出汁感を引き立ててますよ。
ネーミングのバターは当初のスープからは感じられず、具の蛤に染み込ませてあります。
後半に蛤を弄ってると、じんわりと蛤バター汁が溶け出してくる演出。
けんちんスープも超旨かったですが、このスープは2杯目でもそれを上回る感がありますね。





全粒粉が一際目立つ菅野製麺所製の細麺で、「黄金」には欠かせない麺。
以前常連Nさんから、「この麺を使う時は店主の気合いが入ってる」と聞いた覚えがあります。
茹で加減はやや硬めのジャストで、ギュッと締まったような弾力性。
比内地鶏と八正醤油のスープにも負けない風味を感じます。
麺量は140g程度でしょうか。





チャーシュー、鶏チャーシュー、蛤、海老、木耳、五三竹、銀杏、栗、人参。
見ていて楽しくなるような、鮮やかな具の数々です。

チャーシューは分厚いバラロール煮豚。
表面をカリカリに炙って中はホロトロ系、毎度ながらこのコントラストが素晴らしい。
鶏の低温調理チャーシューも厚みがあり、しっとりジューシー。
縁に塗された粒胡椒がピリッとアクセントになってます。




殻付き蛤にはかなり強めのバター風味が染みこませてあり、徐々にスープに拡散していく趣向。
木耳! こんな分厚くプリップリの木耳は当店でしか経験ありません。
五三竹、銀杏、栗、人参・・・どれもひとつひとつ丁寧に下ごしらえをされたもので、特に栗や人参の甘味が、スープの中のオアシスのように効いてますね。
海老の剥き身はJK店主の誕生日の内祝い^^

普段は豪快な盛り付けに圧倒されることが多いですが、こうしたキメ細かい匠の技を見せ付けられると、店主の幅の広さを感じます。




■ 感想など
久しぶりの黄金スープ、美味しかったですね~
一杯目のけんちんスープの旨味に驚きましたが、それを凌駕する力強い出汁感
本来は黄金スープで〆の雑炊が常道ですが、流石にこの日はギブアップせざるを得なかったのが悔やまれます。
具はいつものような圧倒的な迫力はありませんが、正月らしい和の粋的な具の構成にうっとり。
もっとも、ここで豪快なのを出されたら撃沈ですけどね(笑)

また今年もお世話になります。

ご馳走さまでした~