麺屋 扇 SEN @さいたま市西区 ~「限定☆広島産かきの赤味噌らーめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺屋  扇 SEN
さいたま市西区(指扇)


【注文】 当日限定☆広島産かきの赤味噌らーめん
【価格】 830円

[訪問時期] 2016年1月下旬(休日) 夜
[店内状況] 先客2名、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏/白湯/味噌
[麺] 中太麺(150g強?)
[具] チャーシュー、味玉、牡蠣、白菜、しめじ、油揚げ、挽き肉、チーズ、刻み葱、糸唐辛子



★このメニューは当日限定で、通常は提供されていません。

Nさんにお誘いいただき、念願の「夜扇」デビューを果たして来ました!
北浦和で麺友さんたちとアイドリングを済ませ、わざわざ迎えに来てくれたKさん車に乗せてもらって19時前に到着。
この日は雪が降るとの予報で、何時もより出足が遅かったんでしょうか。
混み合う前にお店に入り、お出しいただいたテーブルでひとしきりドリンク&前菜タイム。
ラーメン製作の合間を縫って、伊藤店主が作ってくれる料理の数々。
さすが中華料理を経験されただけありますね…どれも超美味しくて酒が進みます。

[走油肉チャーシュー]


[牡蠣、葱、しめじの炒め物]


[麻婆豆腐]


[チャーハン]


[オイスターソースのチャーハン]


この間、ご飯切れでチャーハンが出来ないと聞いたMさんがコンビニに買い出しに行かれたり、Cさんが麻婆豆腐に大汗をかいてヘタレ疑惑が浮上したりと、まあ色んなトピックス。
そろそろと言うことで、〆ラーメンは標題の本日限定。
かなり飲み食いしたので、麺量は200g➡150gに減らして貰いました。




スープ
粘度、濃厚さからして恐らく鶏白湯スープで具材を炒め煮し、善光寺の赤味噌主体に調味したもの。
風味豊かな赤味噌を鶏が包みんで穏やかに、そして徐々に溶け出すチーズが洋なマイルド感を与えて行きます。
敢えて味噌を主張させながら、尖りを感じさせないコンビネーション。
ゴロゴロ入った牡蠣は味噌に負けずに主張してますね・・・これは茹で出汁も入れてるかも知れません。
炒め煮の具材は牡蠣の他に、白菜、しめじ、油揚げ、挽き肉あたりで、これらの成分が織り成す旨味が何とも言えぬ美味しさ。
味噌の旨さの要素である「複雑性」ではどこにもヒケを取らない、オンリーワンな味噌ではないでしょうか。




三河屋製麺製の中太やや太めで、ほぼストレート。
茹で加減はやや硬めで、プリップリな口当たりと強めの歯応えを上手く演出。
噛むほどにムチ~ッと歯に絡んで来るような多加水麺。
これ位の麺でないと、濃厚スープと対等には渡り合えないでしょう。
麺量は150gでお願いしましたが、全体のボリューム感がハンパないので、かなり多めに感じました。




炒め煮の具材として牡蠣、白菜、しめじ、油揚げ、挽き肉。
後載せの具はチャーシュー、味玉、とろけるチーズ、刻み葱、糸唐辛子。



ズシッと重たい丼で覚悟しましたが、炒め煮具材の量がハンパナイですよ。
プリップリの大粒牡蠣なんざ10個近く入ってるんじゃないでしょうか。
牡蠣鍋を連想させるような面白いラインナップです。




2枚のチャーシューは普通の炙りバラ肉に見えますが、ヤワトロ食感と旨味の凝縮が通常レベルを超えてます
訊けば「走油肉」という中華の調理法とのこと。
油をかけながら焼き、茹でて蒸し、最後に炙るという(ダッタカナ?)、とんでもない手間暇をかけてるようですよ。



とろけるチーズは、前述の通り味噌スープにかなり影響。
味玉は半熟度ジャストで、オアシスのような甘味を提供してくれます。



■ 感想など
さすがに後半は苦しくって、ニンニクやラー油で目先を変えながら、何とか食べきった感じです。
そんな自分の前ですり鉢500gをペロッと平らげたKさん、さすがに強者ですねえ。
食べ終えた印象は、やはり味噌味の牡蠣鍋ラーメン
味噌感と牡蠣感を闘わせるために用意周到に仕掛けを巡らしてあり、かなり奥深さを感じる一杯でした。

企画していただいたNさん、往復送迎を買って出ていただいたKさんに感謝。
そして、念願の「夜扇」を期待以上のものにしてくれた伊藤店主、有難うございました。

ご馳走さまでした~