台東区 （稲荷町）
【注文】 味玉つけそば
【価格】 900円(味玉100円含む)
[訪問時期] 2016年4月中旬（平日） 夜
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏＋煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太麺（180g）
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、海苔、味玉、揚げ煮干、豆苗
昼部長とMけるさんと夜さんじ♪
この日のオツマミは何と行っても朝引き鶏の刺身ですよ。
「刺身でも食べれる新鮮な鶏を、わざわざ熱を入れてチャーシューにしてる」ことを身をもって体験。
これがマジ旨いのなんのって。
飲んでると、最近夜はお休みのはずのまゆちゃん登場！
何でもMけるさんが来てると聞いて駆けつけたらしいっすよ。
あ、そう。。。ちょっとジェラッてラーメンへ。
「新しい麺が最も活きる」との標題をお願いします。
■ 麺と麺上の具
浅草開化楼に特注の平打ち中太、全粒粉70％配合の「黒全粒粉麺」。
この麺をいただくのはラーマガ限定の「かけ髄麺 黒」以来なんですが、いやいや驚きました。
しなやかさと啜り心地を表現した前回と異なり、水〆の強いコシと弾力性が挑んで来る感覚で、とても同じ麺とは思えません。
強靭な日本蕎麦のような食感から、噛むほどにこぼれ出る小麦の風味。
麺の本質的なキャラがストレートに伝わってきてる感じですね。
麺量は180gとのこと。
麺上にはチャーシュー、鶏チャーシュー、海苔、味玉、揚げ煮干、豆苗。
今日はきんちゃん盛りは自粛しておきましたが、それでも豪勢に見えますね。
肩ロースも朝引き鶏もここ数ヶ月でかなり食べたけど、それでも全く色褪せずに旨いなあ。
素揚げの煮干が一匹可愛らしいけど、これオツマミにも最高ですよ。
■ つけ汁、実食
着丼時からフワリ匂い立つ香りが、かなり気になったつけ汁。
ひと口啜るや否や、その香ばしさと美味しさに愕然としますよ。
昆布が支える鶏清湯に煮干を合わせた清湯醤油。
特に珍しい組み合わせでは無いつけ汁に異彩を放たせるのは、どうやら煮干油のようです。
「この油はウチだけ」と誇らしげなきんちゃん。
とにかく旨いし、何より麺との相性が物凄い。
オンリーワンな黒全粒粉麺の風味に、オンリーワンな煮干の醸し出し。
その両者が出会うことで、今までのつけ麺の常識を覆すような味わいになります。
これほど香ばしいニボ感も初めてだし、それを突き抜けて個性を存分に発揮して来る麺にも驚きます。
一発で虜になってしまいましたよ。
■ スープ割り
〆にお願いしたスープ割り。
フレッシュなあっさり鶏出汁が前に来て、それを香ばしい煮干が支える感じ。
この転換がまた素晴らしいです。
■ 感想など
「新しい麺が最も活きる」が、こんなレベルとは予想もしてませんでした。
個性と個性がぶつかり合う衝撃的な一杯。
私はこれ、しばらく嵌まると思います。
最近のきんちゃんの進化には驚くばかりですが、更なるチャレンジを画策してるらしいですね。
この男、どんだけ乾ききったスポンジなのか。
ご馳走さまでした～
