めんや 天夢 @栃木市 ~「煮干らーめん ヤバニボ」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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めんや 天夢
栃木市


【注文】煮干らーめん ヤバニボ
【価格】 970円

[訪問時期] 2016年5月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、海苔、刻み玉ねぎ、スプラウト、糸唐辛子、(別)エグミ増し



長期休業を経て、先月再開を遂げたばかりとのお店を初訪問。
何も考えずに13時半頃に到着し店内外の待ち客8名に接続、事前の食券購入を促されます。



タッチパネル式の画面に戸惑いながら標題チケを買い終わると、何とこれがラスイチのヤバニボ
更に後客2名が「はじめの天夢」を購入し終えたところで、全てSOLD OUTで暖簾が下ろされます。アブネ~




店内待ちを経て15分ほどでカウンターに着席、出来上がりまでは更に10分近く。
体調を崩されてたことを感じさせない明るさMAXな店主さんから、煮干MAXな一杯が届けられます。




スープ
久々のセメント色スープに思わずドッキリ。
レンゲを入れてみるとシャバ系で、大量の煮干で濁ってるものの清湯の製法によるものと思われます。
6種の煮干を炊き込んだとのニボ100%スープ、そして煮干油。
ニボ感はそりゃ強烈ですよ。
でも下処理と丁寧な炊き方のおかげで、旨味苦味はメッチャ好みだしエグミ寸止めで飲みやすい。
油も含めて動物系はオフなようですが、そこそこの厚みで物足りなさは皆無。
やや強め程度の塩気も、この手の煮干の濃度からすれば全然余裕の範疇です。




別添えハートマークの「エグミ増し」は、乾燥させた煮干ペーストですかね。



エグミと言うよりビター感が増していく感覚で、煮干に慣れた方なら凶暴とは感じないでしょう(笑)
最初は「慎重に、少しずつ」なんてアドバイスに従っていたものの、途中から全投入して、麺と一緒にジャリジャリ食べてしまいました(笑)マイウ~
終盤は煮干一辺倒にやや飽きを感じたような気もしましたが、歳のせいかな~!?





中細ストレートタイプで、地元の中沢製麺製とのこと。
ニボスープには鉄板の低加水タイプで、硬めの茹で加減がザクパツ感を引き立てますね。
ニボ感MAXのまま拾い上げる感じで、ヤバいスープに負けてないのが良いですね。
麺量は標準的な150g程度でしょう。




麺上の具はチャーシュー、海苔、刻み玉ねぎ、スプラウト

大ぶりな肩ロースのレアチャーューは存在感がありますね。
その食感も旨味の凝縮も、丁寧に作られた感が満載なもの。
板海苔、刻み玉ねぎは、ニボスープには欠かせません。
セメント砂漠に花を咲かすが如くの色彩感に、心が救われますね(笑)




■ 感想など
「煮干しなしでは生きられない方向け」との触れ込みメニュー。
そのス―プをひと口飲んだ時に出た「ヤバい」との言葉が由来らしいです。
煮干愛な店主さんの卓越した技術で、そこそこ耐性のある方なら「ヤバいけど旨い」と感じられるスープに仕上がってますね。
初心者向けの「はじめの天夢」から入った方も、気付けば強めの煮干に嵌まっていく。
そんなストーリーが容易に想像できるメニュー構成です。

気さくにお客を楽しませる店主さんのお陰で、口内ニボ臭プンプンなのに、極めて爽やかにお店を辞することが出来たことを申し添えます

ご馳走さまでした~