寿製麺 よしかわ 川越店
川越市
【注文】 SR7コラボリレー限定☆猪肉と和牛の肉そば フォアグラ丼付き
【価格】 1000円
訪問時期] 2016年6月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 猪/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太縮れ麺(150g位)
[具] 猪肉、和牛ロース、豚チャーシュー、メンマ、玉ねぎスライス、クレソン、ホウレン草
[別丼] フォアグラ丼(フォアグラ、赤カブ、刻み海苔、白髪葱、刻み青葱)
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SR7コラボリレーの第4走者はよしかわさん。
川越店で吉川店主が「弓削田醤油✖埼玉産食材✖焦がし」の共通お題を表現します。
早めに到着し、真夏日の猛暑下で良くお会いする皆さんとお喋りしてると、何時もよりかなり早い10:10頃には食券購入と中待ち席開放のアナウンス。ウレチ~
因みにこの時点でのシャッターズは既に30名超。
10:40頃には順々に着席し、早開け開店となりました。
キンキンに冷えたビールでプハ~!してるとまずはフォアグラ丼が登場、こりゃ最高のツマミ。
頃合い良くその5分程後に、猪な限定麺が提供されます。
■ スープ
猪100%のスープに「弓削田」の淡口主体の醤油を合わせたシャバ清湯。
有りがちな獣臭やくどさは皆無で、ジビエならではの重厚な旨味が冴え渡りますね。
その旨味は豚骨とも全く異なり、ちょっと経験したことのない深みとコクが追随します。
肉の旨味をこれだけ稠密に感じさせながら、飲み口は淡麗系の様にスッキリ。
豚骨清湯ではちょっと味わえない、異次元的感覚の美味しさですね。
■ 麺
自家製の平打ち中太のピロピロ麺。
「埼玉県産」ハナマンテンで打たれてるとのこと。
茹で加減はやや軟らかめ、これは意図的でしょうね。
出汁感そのままに拾い上げた強いスープと、ピロチュル食感がヤバイ位にベストマッチ。
麺量は150g前後でしょうか、肉や丼のボリュームが凄いので、かなり腹一杯になれます。
■ 具
猪肉、和牛ロース、豚チャーシュー、メンマ、玉ねぎスライス、クレソン、ホウレン草。
野菜薬味をそっと除けると、猪豚牛がお出まし。
ネーミングからして予想してましたが、それを超越する肉軍団の充実ぶりです。
最下部に敷かれた大ぶりな豚ロースは、熱が回ってますがレギュラーのレアチャーですかね。
A5ランクの黒毛和牛使用のローストビーフは、肉汁滴る超絶品が3枚。
福岡産の天然猪メス肉もローストされたものが3枚で、野種ならではの歯応えと濃い味が印象的。
炙り焼きの牛猪の周囲が香ばしく、これが「焦がし」の表現なんでしょうね!?
「埼玉県産」ホウレン草を使ってるのは、先日の「麺屋 扇 SEN」さんと同じですね。
肉との相性を考慮されたオニスラとクレソンは、スープのお供としても良い活躍です。
クレソンは苦味より甘味が際立って、これは初めての経験かも。
■ フォアグラ丼、〆の雑炊
最初に登場したフォアグラ丼は、既述の通りビールのツマミとしていただきました。
仄かに酸味漂う薄甘醤油の味付け、舌の上で蕩けていくヤツ。
フォアグラだけでなく、身も心も蕩けさせてくれる絶品でしたね。
ご飯は半分残しておき、〆の雑炊として活用させていただきましたよ!マイウ~
■ 感想など
猪の旨さが冴え渡る重厚清湯スープ、啜り心地最高なピロピロ麺、個性豊かな肉軍団。
全てのパーツに存在感アリアリで、美味しさは勿論のこと記憶にも残るスペシャルな一杯でした。
特に初体験の猪100%スープはスイスイ飲めるのに、腹には猪の重厚なエキスがズッシリ溜まっていく不思議な感覚。
食べ終わったら腹パンですよ。
これに超旨いフォアグラ丼まで付いて1000円とは、有りえへん世界ですね~
鮮魚のみならず動物系にも意欲的なよしかわさん、やはり超一流ですわ。
ご馳走さまでした~