つくばらーめん 鬼者語 -オニモノガタリ- @つくば市 ~「天草清湯(醤油)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

つくばらーめん 鬼者語 -オニモノガタリ-
つくば市


注文】 天草清湯(醤油)
【価格】 790円

[訪問時期] 2016年7月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太麺(150g位)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、穂先メンマ、糸唐辛子、刻み葱



4月のプレオープンから注目していた新店にやっと初訪問。
定刻開店時のシャッターズは5名でしたが、その後はじわじわと店内カウンター満席。
店外にはテラス席も用意されており、この日は其方を希望される方もいらっしゃいましたが、夏の猛暑の中では耐えられないでしょう。



レギュラーメニューは「ベジsoba」、「鶏白soba」、「天草清湯(醤油・塩)」で、券売機には「鶏つけsoba」の表記もありますが今日は✖印。
代わって限定メニューが3種類も用意されていて、レギュラーも限定も全て天草大王が使用されてるようですね。




唯一の清湯と思われる「天草清湯」から醤油を選択



スープ
鶏油がフワッと鼻腔を刺激し、旨みの濃い鶏がじんわりと後追い。
ブワッと迫るような鶏感ではありませんが力強さは十分で、芳醇ながら主張し過ぎない醤油とのバランスに優れてますね。
薀蓄によれば、天草大王の首、もみじ、手羽元、手羽先、ぼんじり、膝軟骨を低温でじっくり煮込んだスープで、鶏油も天草大王とのこと。
醤油ダレに仕込まれた魚介は、自らのアピールは極々控えめで、鶏を際立たせつつ深みを醸成する役割が大きいようです。
中盤以降も鶏がグングン伸びて来る感覚が無化調ならでは。
美味しいスープですね。




麺や 蒼 AOI」(小関企画)に特注の平打ち中太で、「oni麺」と謳ってるようですよ。
啜り心地、喉越しを重視しながら適度のコシも感じさせるもので、スープとの相性も悪くないように思います。
個人的には手もみ風のボコピロ麺だと更にテンション上がりそう。
麺量は標準的な150g程度でしょうか。
厨房には菅野製麺所の麺箱も見えますが、そちらは「鶏白soba」専用とのこと。




チャーシュー、鶏チャーシュー、穂先メンマ、糸唐辛子、刻み葱。



チャーシュー豚鶏どちらも細長いカットの低温調理。
どちらも美味しいですが、特に天草大王のムネ肉を使ったとの鶏チャーシューは、肉厚で濃密な旨味が堪りませんでした。
次回は増してみようかな。




穂先メンマは根元部分の食感がもうチョイ豊かだと嬉しい感じ。



■ 感想など
かなり確り炊かれた天草大王を堪能。
鶏油に頼ることなくトータルバランスに秀でた味わいは、万人に受け入れられる筈です。
次回はぜひ塩でいただいてみたいですね。
店主さんと若い助手さんの接客も心地良く、近くにあれば家族で通いたくなるようなお店。
激戦地つくばの、お世辞にも良いとは言えない立地でブレイクするには、もう一段のインプレッションが必要な気もしますが、その可能性は十分に秘めてるように感じました。
頑張ってもらいたいものです。

ご馳走さまでした~