荒川区（東尾久三丁目）
【注文】 塩そば
【価格】 780円
[訪問時期] 2016年7月中旬（平日） 夜
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏＋魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺（140g位）
[具] チャーシュー、メンマ、海苔、刻み葱
[別注文] ミックスチャーシュー（450円）
暫く前から行きたかった1/20さんに、某店の宣伝部長とお邪魔してきました^^
肩ロースレアチャーと鴨ロースのミックスチャーチューをアテに、珍しく生麦酒を2杯。
佐藤店主の肉は美味しいですね･･･肩ロースの裏には確りと隠し包丁、細やかな気遣いも佐藤さんらしい。
因みに麦酒にも細切りチャーシューorメンマがタップリ付いて来るんですね！
〆のラーメンは「塩そば」を。
以前「芳醇鶏だしらーめん（塩）」とのネーミングの時にいただいて以来ですが、つい先日も含めて度々のブラッシュアップを経てるとのこと。
■ スープ
スッキリ美しいビジュアルは相変わらず。
鶏と昆布がじんわり寄せて、奥に貝の存在を感じる展開。
昆布をじっくり水出ししてから比内鶏丸鶏、鶏ガラ、少量のゲンコツ、煮干等を炊いていくとのこと。
出汁だけをひと口飲ましていただきましたが、昆布の旨味が冴え渡る極上和出汁でした。
帆立貝柱や節系も使った穏やかな塩ダレは、出汁感に緩やかな輪郭を付けるために正にチョコンと載った風情。
塩気を僅かでも強めにしたら崩れてしまいそうな、これが佐藤店主の求めたピンポイントのバランス。
ホッコリの極致ですね。
■ 麺
三河屋製麺製の中細、やや扁平なストレート。
以前よりちょっと太めで、ややパツな低加水から啜り心地や喉越し重視のしなやかな麺に変わった印象。
もちろんコシも十分に感じさせてくれる茹で加減。
出汁感同様に麺の風味も冴えてますね。
麺量は以前と変わらぬ140g程度の感覚。
■ 具
チャーシュー、メンマ、海苔、刻み葱。
先ほども堪能した肩ロースのレアチャーシュー。
大ぶりで軟らかな身をシャブシャブ状態で食すと、上品なスープを纏った肉汁がジュワ～
このチャーシューはマジ美味しい。
さり気なく目立たないメンマも、確りしたレベル。
■ 感想など
以前のレポでこう書きました。
「佐藤さんの作るラーメンには、そのピュアで真っ直ぐなお人柄が滲み出てるんですよね。そう、良い出汁みたいに効いてる。」
今回もその感想は些かも変わりません。
この優しいラーメンはまるでサプリのように、身体の隅々まで労わってくれるかのよう。
主張が少ない分、強い印象として残るタイプではないのですが、皆さん仰る通り何度でも食べたくなる一杯ですよね。
ご馳走さまでした～
