まるもり製麺 @横浜市戸塚区 ~「正油らーめん+吊るし豚叉焼3枚」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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まるもり製麺
横浜市戸塚区


【注文】 正油らーめん+吊るし豚叉焼3枚
【価格】 690円+250円

[訪問時期] 2016年9月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 醬油
[麺] 平打ち中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、海苔、刻み葱2種



カミカゼからの連食です。

カミカゼ」で一杯目を食べ終えて隣店に移動
11時半の開店まであと5分、程なく女性店主が暖簾を掛けて開店となる。



9月頭から塩ラーメンが始まったばかりのようで心揺れるが、ここは初志貫徹。
らーめん森や。」の滋味深く混沌とした正油が食べたくての訪問だ。
勿論「吊るし豚叉焼」も外せない。




やがてチャッチャと手際の良い店主さんから、ラーメンが届けられた。



スープ
立ち上る香りで既に感じたが、スープをひと口啜って先行イメージと全く異なるモノだと知る。
鰹がブワッと寄せ、それをふくよかな鶏が包み込んでいく展開。
思わず「あれ、森やとは全然違うスープですね」と向けると、「はい、黒富士地鶏は共通ですが、鶏と鰹がコンセプトで全くの別モノ」と店主さん。
最近お目にかかることの少ない強い鰹出汁が、濃口系醬油とキッチリ均衡。
一歩下がりながら、バランス良い余韻に導く鶏のコーディネートが絶妙である。
先行イメージが払拭できた頃には、ぐいぐいと引き込まれるような美味しいスープだ。




平打ち気味のストレートで、太さは中位。
店主さんに「麺も此処で打ってるんですよ」と聞いて驚く。
ツルッと口に滑り込み、しなやか滑らかな食感の中に、確りとコシを伝える。
スープとのバランスも上々だ。
大盛無料とのことだが、連食なので自重。
麺量は150gをやや上回る程度に感じた。




吊るし豚叉焼4枚、鶏チャーシュー、メンマ、海苔、刻み葱2種。

叉焼だけは「森や」からの提供で、3枚追加でお願いした。
割と確りした食感の肉を噛むほどに、旨味がジュワッと滲み出てくる。
「森や」で焼き立てをいただく旨さには敵わないが、この名物は常に増して食べたい。



皮付き鶏チャーシューもサクッとジューシーで、おそらく同様の製法だろう。



メンマは淡い味付けで好印象、コリッとした食感が印象的だった。



■ 感想など
あの「森や」の正油への期待が、良い意味で裏切られる結果となった。
鶏と鰹に拘り、香味野菜も入れないという力強いスープと、麺具のバランスが取れた美味しい一杯だ。
リリースされたばかりの塩について何も訊かなかったのだが、やはり同じスープを使っているのだろうか。
いずれ再訪して確かめてみたいものだ。

ご馳走さまでした~




まるもり製麺
神奈川県横浜市戸塚区汲沢町1201-3

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