MENYA 食い味の道有楽 @柏市 ~「新年限定☆丸地鶏黄金+顎+小鯖+蛤 &和牛叩き小皿」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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MENYA
食い味の道有楽
柏市(北柏)


【注文】新年限定☆丸地鶏黄金+顎+小鯖+蛤(&和牛叩き小皿)
【価格】2000円

[訪問時期] 2017年1月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[具] チャーシュー、蛤、味玉、筍、人参、銀杏、刻み葱2種
[その他] 和牛叩き小皿付き

★このメニューは1月3日~4日限定で提供されたものです。



今年も道有楽の新年限定にシャッターズ。
お馴染みの面々と新春ラーメン談義に花を咲かせ、12時の開店を待つ。
今年もシャッターズには味噌大根が振る舞われ、予定より30分前倒しの開店。



この日49歳アラフィフの誕生日を迎えたJKから、全員にケーキ代わりの栗おこわ稲荷もサービスされる。



新年限定は今年も3種類
昨年は店内連食ではち切れてしまったので、今年は一杯だけ。。。散々悩んで標題をチョイスした。



まず和牛叩きが登場。
何時にも増して蕩けるような仙台牛に、柚子醬油ダレが抜群に合う。




既にウットリ弛緩し切った心身に追い討ちをかけるように、限定麺が供される。



スープ
新春恒例の分厚い比内地鶏の黄金スープに、アゴ・小鯖をたっぷり合わせ、最後は活大蛤を煮込んだもの。
塩とは思えない褐色混濁の色合いが、旨味の濃さを象徴している。
塩ダレは控えめだと思うが、大量の素材からの塩分も合わさってやや旨ジョッパなタイプ。
その味わいは正に渾然一体、そして百花繚乱
強めな塩気をものともせず、鶏と潮の風味が調和と真っ向勝負を繰り返す
いやいや、これは衝撃的なスープだわ。





全粒粉が一際目立つ菅野製麺所製の細ストレートで、「黄金」には欠かせない麺。
スープの拾い上げ良く、ズボボボボ~との啜り音が堪らない。
思いの外強めの食感と豊かな風味で、このスープにも負けない存在感。
麺量はやや少なめに感じるが、例によって不足感は全くない。




チャーシュー、蛤、味玉、筍、人参、銀杏、刻み葱2種。

圧巻は厚み3cmに迫ろうかとのロースのチャーシュー
箸先にズシッと重みを感じながら齧り、期待を遥かに上回る旨さに驚いたが、後からレポで初めてイベリコベジョータだと知り納得。




木更津産の大蛤は、発注したJK自身が想定外の大きさだったとのこと。
黄金スープを蓄えた潮の旨味が口に広がる。
丁寧に下ごしらえされた人参、銀杏、筍は当店の新年の定番トリオで、トロリ早熟タイプの味玉と合わせ、スープとの一体感が素晴らしい。



■ 感想など
比内地鶏の旨さを極めた黄金スープは何度か味わったが、それをベースにこれほどの多様な素材を掛け合わせたバージョンは初めてだ。
確りと各素材が主張しつつ、ハンパない旨味のシナジーに昇華していくスープは、もはや混沌などという単純な言葉では言い表せない。
タレを使わずに出汁100%のラーメンを出す店があるが、今日の一杯も「100」で食べたらどう迫るものだったのか。
旨ジョッパなスープを飲み干しながら、そんな想像に耽った。

また今年もお世話になります。

ご馳走さまでした