さんじ @台東区 ~「当日限定☆煮干カレーハイブリッド+うずら」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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さんじ
台東区 (稲荷町)


【注文】 当日限定☆煮干カレーハイブリッド+うずら
【価格】 900円+50円

[訪問時期] 2017年4月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 煮干/混濁
[味] 醤油+カレー
[麺] 細麺(130g位)
[具] チャーシュー、うずら、刻み玉ねぎ、刻み葱
[別注文] 小ライス(100円)

★常に提供されているメニューではありません。



自宅近くのあの店で山岸さんの三回忌イベントを開催中の週末、出勤日の自分はその喧騒を横目で見ながら駅へと急ぐ。
電車が上野に到着。。。仕事の時間まで少し有るので、昨日始まったニボカレーの限定でも食べていくことにする。




11時20分、運よく入れ替わり待ち無しで店内に入ると、忙しい最中のきんちゃんが寄ってくる。
「この時間でもう3回転目、超速いでしょ」「ハイハイ」



数分後、本日の限定麺が届けられる。




スープ
ベースは複数煮干を掛け合わせた動物オフの「煮干Hybrid」
ミキシングした煮干の成分による濁りでかなり凶暴濃厚そうに見えるが、旨味と心地好い苦味を抽出したシャバい清湯系
今回はそこにカレー風味を加えたもので、おそらく醤油ベースのカレーダレを作ったか、調合したスパイスを添加したかのどちらかと妄想。
まずスパイシーなカレー風味が口中から鼻腔を刺激するが、すぐにフェイドアウトを始める。
代わってニボ感が湧き上がるように現れ、僅かなカレー風味を伴って余韻へと。
スパイシーな風味は抜群ながら、後口に辛味を残さない調合がミソでカレーと煮干を完全に両立させている。
カレーだからと言って辛さを期待してはいけない。
そうすれば、超新感覚なニボカレーが味わえる。



麺と具
は浅草開化楼製の細ストレートで、通常使用の低加水タイプ。
麺量は120g~130g程度。
カレー風味が加わることによって、スープとパツポキ麺との相性が、普段以上に抜群に感じるから不思議だ。




チャーシュー、うずら、刻み玉ねぎ、刻み葱
いずれも当店の定番アイテムだが、此方もいつもに勝る刻み玉ねぎの存在感は特筆すべきだろう。




■ 感想など
ラストはニボカレーライスで〆るお決まりの展開。
「カレーはやはりご飯だよね」などと括ることが多いが、今日は麺とご飯の甲乙つけ難かった。




煮干と、ある意味ニボ感の天敵のようにも思えるカレーを確りと感じさせてくれる一杯。
きっとまたある日気まぐれ提供をすると思うので、試してみていただきたい。
当店のブランニューなオンリーワンの誕生だ。

ご馳走さまでした。