三代目 むじゃき
小美玉市
【注文】 地鶏中華そば
【価格】 780円
[訪問時期] 2017年5月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(160g)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、カイワレ、刻み葱
オープンしたばかりの新店にシャッターズ。
雨の日だったが11時過ぎから待ち列が伸び始め、その中に地元が同じあの方も。
開店20分前には「二代目 むじゃき」と良く似た中待ち室が開放され、ハイテク券売機での事前購入が始まる。
メニューは清湯・白湯の汁そばにまぜ・つけの4種で、各々に台湾風味バージョンが設定されているのがユニーク。
小美玉には辛いのが好きな人が多いのだろうか(笑)
自分はデフォの清湯醤油をチョイス。
開店時の待ち客は25名ほどになっていた。
■ スープ
奥久慈しゃもと大山鶏のガラを主体に、鹿児島産本枯れ節、瀬戸内産いりこが支える鶏魚介清湯。
鶏油風味の先行を包み込むふくよかな醤油、余韻にじんわり絡む鶏の旨味。
カエシは生醤油系のブレンドながら、流行りのキレッキレタイプよりは幾分トーンを弱めた使い方か。
風味高く、全体としての旨味もかなり重厚なので、大多数に受け入れられそうな味わいである。
それでも醤油の芳醇な風味が鶏感を凌駕していくバランスは、個人的には若干面白みに欠ける印象につながる。
■ 麺
自家製の全粒粉入り細ストレート。
しなやかな啜り心地と豊かな風味で楽しませつつ、歯応えも感じさせてくれる。
スープの吸い上げはもちろん、相性も上々だと思う。
麺量は160gとのこと。
■ 具
チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、カイワレ、刻み葱。
ああ、むじゃきさんもこういうスタイルを始めたか、と感じる中央の薄切りチャーシュー。
ピンクが眩しい豚肩ロースも鶏ムネ肉の低温調理も、しっとりレアレアで旨味もたっぷり。
極太メンマもシャキコリ食感でインパクトがある。
■ 感想など
むじゃきさんらしい安定感ある一杯。
但し、「地鶏中華そば」というネーミングへの期待感からすると、やや無難にまとまった感じも否めない。
何せ此処から15分も走れば、超絶な「地鶏中華そば」が食べられるのだから。
当店ならではの味わいを求めるなら、台湾むじゃき等のほうが記憶にも残りやすそうなので、いずれ再訪してトライしてみたい。
もちろん辛さ控えめで^^
開店、おめでとうございました。
ご馳走さまでした。