麺庵 小島流 @板橋区 ~「3周年限定☆上湯(塩)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺庵  小島流

板橋区(板橋本町)
 
【注文】3周年限定☆上湯(塩)
【価格】 1300円
 
[訪問時期] 2017年8月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 金華ハム+貝柱、海老/清湯
[味] 塩
[麺] 手揉み細麺(150g位)
[具] 牛ロース、チャーシュー、鶏チャーシュー、金華ハム、穂先メンマ、味玉、葱

★当日限定で提供されたメニューです。
 
 
小島流さん3周年のお祝いに、麺友さんたちと訪問。
 
 
3周年記念のメニューは「上湯」(シャンタン)限定100食
最高級スープと称される上湯でも最も珍重されている、「金華ハム」を出汁取りに使った一杯を提供とのこと。
 
 
当日11時に繰り上げされた開店時、シャッターズは15名ほどで、開店後も続々と後を絶たない。
小島さんにお祝いを申し上げ、今日は流石にお忙しそうなことも有り、珍しくアルコール抜きで限定麺を注文。
醤油と塩から選択できると聞き、塩好きとしては当然そちらを選択した。
 
 
スープ
金華ハム、干し貝柱、干し海老を、丁寧に丹念に炊いたもの。
因みに金華ハムとは中国浙江省の金華市で特別に飼育された金華豚の、後ろ足だけを塩漬け熟成させたもので、パルマハム(イタリア)やハモンセラーノ(スペイン)と共に、世界三大ハムのひとつとされる。
その金華ハムを出汁取り用に使ってしまうとの太っ腹スープである。

独特の香りに先導されたひと口目は、上品な肉の旨味が奥底からじわじわと寄せてきて、海老の風味がフワリと余韻に絡む。
何かがブワッと攻めるでもなく、スープの本質に辿り着くまで少し時間を要する感覚なのだが、それはスープの深みがハンパないからだと直ぐに気付く。
小島さんが確りアジャストした穏やかな塩気、そっと寄り添う鶏油

数口目からはもう虜状態で、中々レンゲを置けない。

 

このメニューのために小島さんの盟友麺屋 六感堂の店主さんが打った細麺
茹でる直前に小島さんが丁寧に手揉みすることで、平打ち微縮れな形状に変わっていく。
 
 
 
こそばゆいランダム食感、確りめのコシ、チュルッと落ちていく喉越し。
なかなか美味しいし、スープとの相性も良かった。
麺量は150gあるかどうか。
 
 
 

牛ロース、チャーシュー、鶏チャーシュー、金華ハム、穂先メンマ、味玉、葱。



通常使う豚肩ロース、鶏ムネ肉に牛のロースあたりも加えた、レアチャーシュートリオ。
料理人小島さんの手による肉だから、間違いなく美味しい。
 
 
刻んだ金華ハムをスープや麺と合わせ食べれば、強めな塩気の先にとてつもない旨味が待っている。
 
 
 
味玉はお祝いに持参した酒へのお返しだとかm(__)m
 
 
■ 感想など
終盤にかけて旨味も深みも増していくスープを、最後は丼を持ち上げ飲み干して終了。
当店の丼は傾けて飲み干しづらい形状なのだが、もう一滴も残したくなかった。
食べ終わった直後には、ちょっとセレブな余韻に浸る感覚だったかな(笑)

小島さん、3周年おめでとうございました。
 
ご馳走さまでした