麺喰屋  澤

[訪問時期] 2017年12月上旬（休日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏＋魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺（150g位）
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、ワンタン、穂先メンマ、黒ばら海苔、刻み紫玉ねぎ、刻み葱

遂にこの日がやって来た。
数ヶ月前から、RDB全国制覇のゴールは此方と決めていた。
予定通り10分前に到着し、ポール獲得。

これも予定通りに表題の食券を買い、江澤店主に挨拶してカウンター席で待つこと5分ほど。
想像以上に具沢山な、コスパ抜群の一杯が登場する。

■ スープ
宗田鰹主体の魚介がフワッと寄せ、鶏や昆布のふくよかな旨味がじんわりと包んでいく。
奇をてらわずに、素材の旨味を確りと主張させながら、全体の調和に主眼を置いた王道系の鶏魚介清湯。
塩ダレには沖縄の焼き塩をお使いとか。
バランスが良いので、紫玉ねぎ、青葱、ばら海苔と多様に配された薬味類との相性も良い。
風味の強い黒ばら海苔との駆け引きは、海苔好きには堪らなかった。

■ 麺
地元白玉食品製の細ストレート。
10月から製麺所を変えられたようだ。
滑らかしなやかな口当たり、案外確りした歯応え、そして心地よい喉越しが楽しめる麺キャラは、失礼ながら大都市の大手製麺所にも引けを取らない。
麺量は若干少な目かもしれないが、ワンタンはじめ具量が多いので、かなりの満足感。

■ 具
豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー、ワンタン5個、穂先メンマ、黒ばら海苔、刻み紫玉ねぎ、刻み葱。

豚チャーシューはバラ肉のローストタイプで、適度な噛み応えを楽しむ内に、肉の旨味が滲んでくる。

トロフワな薄皮と生姜風味の肉餡のコンビネーションが良いワンタン。
5個ほども載っているので、ボリューム感も満点。

ジューシーな鶏ムネ肉の低温調理からご厚意の味玉まで、手抜かりなく作りこまれている印象。
ただ、何が一番記憶に残るかと言えば、黒ばら海苔の存在感かな。

■ 感想など
筋書き通りに澤さんでフィナーレを飾れ、直後の達成感はハンパなかったのだが、このレポを上げると同時に喪失感に変わりそうで恐い。
本年はこの目標達成を最優先に考えてきたので、不義理にしているお店もかなりある。
暫くはお詫び行脚でも続けながら、細々とRDBを続けられればと思う。

お世話になっている方々、引き続き宜しくお願いしますm(__)m