黄金の塩らぁ麺 due Italian 市ヶ谷店 @千代田区 ~「らぁ麺フロマージュ」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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黄金の塩らぁ麺 due Italian 市ヶ谷店

千代田区(市ヶ谷)

 
【メニュー】らぁ麺フロマージュ(リゾット用ご飯付)
【価格】980円
 
[訪問時期] 2018年2月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] クリームチーズ、刻み九条葱
 
 
外出ついでのランチで初訪問。
女性客率8割とも言われるミシュラン掲載店で、お昼時には混雑も想定していたが、案外すんなりと入れた上に、客層も男性中心だった。
 
 
 
予めの狙い通りに表題をチョイスし、良く冷えた水ボトルを持ってきてくれたスタッフに渡す。
この水が何だかとても美味しい気がするから不思議。
 
 
 
赤白基調の店内に、洒落た小物入れに箸やレンゲを入れるなど、お店の雰囲気全体でイタリア食堂を演出している。
ほどなくご対麺。
 
 


らぁ麺フロマージュ
店名通りの黄金色の清湯には鶏の旨味が溢れ、昆布等の魚介が分厚く支える。
鶏油と合相俟ったコク深いスープの奥から、微かに洋野菜や甲殻類っぽい旨味も感じられるようだ。
塩加減も適切で、円やかながらキリッとした輪郭の美味しいスープ。
イタリアンとの先入観で意識してみても、オリーブオイルっぽい味わいは感じない。
 
 
トッピングはクリームチーズと九条葱のみ。
クリームチーズはゴルゴンゾーラとチェダーの混合とのこと。
すぐにスープに溶け出さないよう、冷製のものを載せてあり、しばらくはチーズの干渉を受けることなく麺とスープを堪能できる。
 
 
麺はやや細めなストレート。
外見は繊細そうだが、しなやかな中にも確りめのコシが感じられ、小麦風味も上々
スープとの相性も勿論だが、濃厚なチーズを絡めても埋もれない配慮が垣間見える。
 
 
 
チーズ味変、〆のリゾット
食べ方指南通り、序盤は麺とスープをそのままいただき、クリームチーズが軟らかくなり始めた頃に、麺に絡めて啜る
この滑らかできめ細かく、アイスクリームのような口当たりのチーズは、ゴルゴンゾーラの癖も抑えられ、バターにも似た濃密な風味
 
 
気付けばクリームチーズはほぼスープに溶け出し、それまでの鶏清湯からガラッと一変
濃厚クリーム系のスープパスタを食べている感覚に陥るようだ。
チーズの塩気がやや影響するが、それも最小限。
塩スープとチーズの組み合わせは何度か経験あるが、当店のクリームチーズほど画期的な味変は記憶にない。
 
 
麺を食べ終わる頃に、スタッフにリゾット用のご飯をコールする。
 
 
 
「美人玄米ご飯」と女性受けしそうなネーミングのプチライスに、スープを注いで〆のリゾット
もっとも、提供時には「スープに入れてお召し上がりください」と案内されるが、写真映りを考えてのこと。
途中から「幸せの黄色い胡椒」なるものを振ると、カルボナーラリゾットの如く更なる味変。
ラストまで飽きることなく堪能した。
 
 
■ 感想など
鶏清湯から濃厚クリーミーなスープパスタへ、更に〆のリゾットも工夫が楽しめる。
この空間で、この飽きさせない展開のギミックは、他店にはちょっと真似が出来そうにない。
「美人玄米ご飯」や「幸せの黄色い胡椒」等、感性にビビッと来るような表現は、特に女性に大受けしそうだ。

高そうな敷居を中々跨げずにいるRamen ドゥエ Edo Japanにも、行ってみないといけないかな。
 
ご馳走さまでした。