ラーメン星印 @横浜市神奈川区 ~「4周年限定★Soupe de poisson Noodle」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ラーメン 星印

横浜市神奈川区(反町、東神奈川)

 
【メニュー】4周年限定★Soupe de poisson Noodle
【価格】1500円
 
[訪問時期] 2018年3月下旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏豚+魚介/混濁
[味] 塩
[麺] 平打ち中太麺(150g位)
[トッピング] ラスク、特製ソース、乾燥パセリ

★当日限定で提供されたメニューです。
 
 

星印さんの4周年にシャッターズ。
この日は南仏のビストロ定番の「スープ・ド・ポワソン」のインスパ限定麺を、約100杯提供するとのこと。
 
 
 
早めに到着してギリ一順目を確保。
前後には常連さん中心にほぼ予想通りの面子が並び、開店まで飽きずに過ごさせていただいた。
並びはいつしか角を曲がり、推定シャッターズ50名超。
 
 
定刻に沖崎店主が暖簾を持って登場し、何事も無いかのように静かに開店。
 
 
常連客にいつも通り突っ込みを入れながら、限定麺を3杯ずつ慎重に作っていく。
その3ロット目で、沖崎さんからオレンジ色の一杯が届けられた。
 
 
 
 
スープ、トッピング
魚介の寄せ鍋ブイヤベース、甲殻類を使ったクリームベースのビスクは共に南仏の名物スープだが、その良い所取りをしたような庶民派料理が「スープ・ド・ポワソン(魚のスープ)」
中心に40kgのアラを使っているとのことで、ひと口啜った瞬間、詰まりに詰まった魚介の旨味に打ちのめされる。
潰した身そのままのような超濃密な魚介感で、奥には甲殻系も潜んでいそう。
スープの分厚さが半端ないのは、通常水で炊くところを、当店の鶏・豚のレギュラースープで煮詰めてあるから。
「スープ・ド・ポワソン」と謳いつつ、動物系の旨味が重厚に支える奥深さに、誰もが唸りっ放し。
油はオリーブなので、後口もスッキリ。
ラーメン店ならではの自由な発想が生んだ、新時代のスープと言えるだろう。
 
 
 
トッピングはカリッとしたイタリアンラスクに、特製ソースを載せ、乾燥パセリを振ったシンプルなもの。
このソースの存在感が凄い。
マヨ、クリームチーズにニンニクも入っていそうな味わいは、ブイヤベースに最適なルイユソース的な効果。
ラスクを食べても良し、溶かせばスープを更に濃密ウマウマに変える。
 
 
 

地球の中華そばの樋上店主による平打ち中太ストレート麺
パプリカパウダーを練り込んだ平打ち中太が、このスープに合わない筈がない。
さすが沖崎さんのインスピレーション。
逆に普通の中華麺だったらどう感じるのか、なんてことまで考えてしまう。
 
 
 
■ 感想など
イタリアンやフレンチ出身のラーメン屋さんも増え、洋モノ好きな自分は結構飛びつく。
但し、今日ほどフレンチとラーメンのクロスオーバーを感じたことはなく、今まで食べたどのブイヤベースやビスクより、今日のスープが美味しかった。
ラーメン一筋の沖崎さんが、これを作ってしまうのが凄い。

4周年を機にメニューを一新した当店。
新たなラインナップを、コツコツと食べ尽していかなければと思っている。
沖崎さん、改めて4周年おめでとうございました

ご馳走様でした。