らぁ麺屋 つなぎ @渋谷区 ~「限定★のどぐろ煮干し塩そば ~春の豆苗添え~」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺屋 つなぎ

渋谷区(恵比寿)

 
【メニュー】限定★のどぐろ煮干し塩そば ~春の豆苗添え~
【価格】920円
 
[訪問時期] 2018年4月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、豆苗、メンマ、食用花
 
 
 
4月の限定麺をいただきに初訪問。
たまたま目黒で所用がある日に、麺友さんのレポを拝見するグッドタイミング。
「ど・みそ」ご出身の味噌店だが、のどぐろと聞けば放っておけない。
前の要件が長引いて、腹を空かせて店に到着したのが13時半。
店前に6名の外待ち客を見て愕然としたが、幸い5分強で店内に案内された。
 
 
 
この限定麺が一日何食提供されているのか分からないが、周囲はレギュラーメニューの注文率が高いようだし、この時間でも残っているのだから、案外ハードルは低めなのだろう。
 
 
着席から5分ほどで、鮮やかなエディブルフラワーが載った一杯が登場する。
彩りへの気遣いの割りには、豆苗やメンマが投げ入れたように雑然としていて、ちょっと勿体ない。
 
 
 
スープ
のどぐろの独特な旨味が君臨するスープを想像していたが、全く違った。
初動で感じるのは、むしろスープに滲み出た豆苗の風味で、のどぐろがじんわりと後追いする。
そののどぐろは、旨味は強く放出しながら決して突出せず、敢えて魚介が支えるバランス系に振っているようだ。
言うならば、のどぐろを加えた和出汁風で、これに豆苗の風味が絡んでかなりの妙味
のどぐろでスッキリ感を覚えるのは初めて。
持っていたイメージとは異なるのだが、風味も油分も個性的な魚で、こんな表現が出来るんだと感心する。
 
 
 

自家製の細ストレート、やや緩ウェーブ。
極細と言っても良いほど華奢なのだが、ライトな噛み心地がやけにスープと合う
逆にそれで、こののどぐろスープが如何に優しく上品か分かるだろう。
風味も中々良い。
 
 
 
トッピング
チャーシュー、豆苗、メンマ、食用花。

肩ロースのレアチャーシューは厚み1㎝位で、箸先に重みが伝わるほど。
レア感満載、多少噛み切り辛さも有るのだが、滲み出る旨味は濃密。
 
 
 
前述の通り、豆苗がこの一杯で果たす役割は大きい。
重ねてになるが、麺線や盛り付けにもう少し気を遣われると、ワクワク感が増すだろう。
 
 
 
■ 感想など
高級魚のどぐろはクセも強いが、その繊細な風味と上品な香りをフィーチャーしたあっさり和風出汁
これに豆苗の爽やかな風味を絡めた、未体験ゾーンな味わいを堪能。
一方で、正直あっさりスッキリし過ぎと感じる方も居そうで、好みが分かれるところだろう。
此方も今月いっぱいの提供なので、興味がある方はお試しいただきたい。

ご馳走様でした。