らーめん愉悦処 鏡花 @立川市 ~「極 醤油ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らーめん愉悦処 鏡花

立川市(立川)

 
【メニュー】極 醤油ラーメン
【価格】1000円
 
[訪問時期] 2018年5月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太縮れ麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、味玉、三つ葉
 
 

所用を終えてから、遅めのランチで初訪問。
 
 
広々として極端に暗い店内には、隣客との間隔をゆったり取ったL字型カウンターが、厨房を囲むように配置されている。
カウンター上の照明は、予め置かれた黒いお盆を照らすピンライトのみ。
ダイニングバーでもこれ程暗くはないだろう。
逆に、一段高い所にある厨房は煌々と照らされ、まるでキッチンスタジアムのように浮かび上がっている。
その厨房内で二人の若い女性がラーメンを作っているのだから、超クールと言うか、非日常的な感覚に圧倒されてしまう。
 
 
店外に掲示されていた「極ラーメン」についての蘊蓄に惹かれて、表題を選択してみた。
慣れてきた目で周囲を見ると、14時過ぎにも関わらず10名ほどの先客。
着席から7~8分程でご対麺となった。
 
 


スープ
鶏の旨味を、魚介出汁がじんわり支える清湯醤油。
鴨+名古屋コーチンとの油が、フワッと鶏感を後押し。
醤油はその色合い程には立っていないのだが、それでも出汁感を覆うように主張する。
出汁の旨味が、醤油の美味しさを引き立てるタイプ。
隠し味に加えた焦がし醤油の、微かにビターな香ばしさを感じた気がして、それが新鮮だった。
 
 
 

三河屋製の平打ち中太縮れ麺
手揉みしたようなボコピロ多加水麺で、麺としては無条件に好みの部類。
このタイプのスープではまずお目にかからないが、やや軟らかめに茹でて馴染みを良くしている感じ。
麺量は150gを若干上回るか。
 
 
 
トッピング
チャーシュー、メンマ、味玉、三つ葉。
 
 
何と言っても、2枚の大きな肩ロースチャーシューの存在感。
厚過ぎず薄過ぎずのちょうど良いカットで、しっとりレア食感と肉の旨味を楽しめる。
 
 
 
半熟度ジャストの味玉、サクシャキ食感のメンマ、どちらも手抜かりない。
三つ葉は良いアクセントだが、個人的には爽やか系の薬味類がもうチョイあれば良かったかな。
 
 
 
■ 感想など
芳醇でコク深い醤油を味わうにはもってこいの一杯だろう。

因みに店外掲示には、「2008年より『極』をテーマに掲げ、より良い食材、より高度な技で唯一無二の『極ラーメン』を目指します。」とあり、大きな醤油ラーメンの写真と共に、スープ、香味油、醤油ダレ、麺についての蘊蓄が書かれていた。
 
 
てっきり「極ラーメン」という固有名詞だと思ったのだが、後から券売機を確認すると、塩にもつけ麺にも「極」というメニューがあるようだ。
 
 
てか、チャーシュー・味玉増しの特製仕様を「極」と称している?
ややこしくて良く分からない。
ならば駄舌の私としては、全21種の食材を使ったとの出汁の奥深さを感じるには、やはり塩だったかな。

ご馳走様でした。