麺や 虎徹 @行方市 ~「夏季限定★薬涼 潮つけそば+〆の鴨しぐれ煮冷や飯+釜焼きチャーシュー」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺や 虎徹

行方市
 
【メニュー】夏季数量限定★薬涼 潮つけそば+〆の鴨しぐれ煮冷や飯+釜焼きチャーシュー
【価格】900円++100円+200

[訪問時期] 2018年7月下旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏鴨+しじみ/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(225g)
[具] (麺)三つ葉、(別皿)チャーシュー、蟹味噌、海苔醤油、薬味、釜焼きチャーシュー



前回長蛇の列に撃沈したリベンジマッチに、Mさんと総裁とご一緒。
開店時には約30名のシャッターズで、この行方の夏の風物詩は一気に超ブレイクしたようだ。


毎年異なるバージョンで楽しませてくれるこのシリーズ、今年も麺、つけ汁、トッピング、〆ライス全てに変更を加えて来た。
値段も若干上がったが、結論から言うと、極めてリーズナブルであることに些かも変わりない。


カウンター席で待つこと5分少々、五月雨式に届いた豪華ランチの全貌を見て、テンション上がりまくりで実食スタート。



昨年までの手もみ麺に代わって、このメニュー専用との自家製中細ストレートがデフォルトになった。


口がキュッと締まるような、キンキンに冷えた昆布水に浸っている。


しなやかでシルキーで、歯に心地よい弾力性、そしてうっとりするような喉越し。
凛とした三つ葉は、もはやトレードマーク。
麺量は225gで、今年は大盛300gは100円増し。

因みに麺は手もみに、昆布水は煮干にと、昨年と同じバージョンにも変更可能とのこと。
この柔軟な対応は神でしょ。


つけ汁、別皿トッピング
一昨年のつけ汁は地鶏+あさり。
昨年は地鶏+しじみだったのが、今年は更にを加えたという。
ひと口啜れば、ブワッと先行する強い鶏
やや遅れて、一際濃厚で円やかな鴨と、じんわり苦旨味のしじみが絡んでくる。
息苦しいほどに出汁感溢れる濃密な半濁清湯塩で、味見するだけで溜め息モノ、
素晴らしい。


デフォ皿のトッピング豚モモチャーシュー、蟹味噌、海苔醤油、薬味で、追加した釜焼きチャーシューが更にもう一皿。


モモ肉の薄切りチャーシューは、肉好き総裁へのご厚意で5枚も積まれている。
しっとりレア食感に旨味を封じ込めた逸品で、個人的日本一の釜焼きチャーシューにも、さして引けを取らない。



味変アクセントの蟹味噌、海苔醤油
薬味はミョウガ、大葉、葱のコンバイン。


実食
昆布水を纏った麺を、つけ汁に潜らせていただく。
やや強めの塩気、それに動じない鶏鴨・魚貝の出汁感、こぼれ出る小麦風味。


これだけでも我を忘れる程なのに、薬味や味変アクセントが待っている。
薬味陣は、つけ汁に落として麺に絡ませる。
蟹味噌、海苔醤油は、レンゲ上で麺に載せて楽しんだり。
幾通りものバリエーションを楽しむ内に、今年もあっという間に麺が無くなった。



〆の鴨しぐれ煮冷や飯
冷や飯もグレードアップし、甘辛醤油味が穏やかに染みた鴨解し身が載せられている。



そのまま数口、旨い。
昆布水で割ったつけ汁で雑炊風に掻っ込んでも、勿論絶品。



■ 感想など
今年のバージョンも、高まった期待以上に堪能させてくれた。
ずらり並んだ皿やお椀、その全てが手抜かりない逸品で、懐石コースのようなストーリー性で迫る。
冷や飯に釜焼きチャーシューまで追加して、締めて1200円は超お値打ちだ。
いやいや、参りました。

ご馳走様でした。