麺処 富士松
荒川区(荒川遊園地前)【メニュー】塩らーめん
【価格】780円
[訪問時期] 2018年8月下旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、葱、大葉
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、葱、大葉
諸兄のレポを拝見して、極めてオーソドックスな鶏魚介清湯だとイメージしていた。
ずっとBMしながら今まで訪れなかったのは、それが理由のひとつ。
ところがどうだろう。
節系魚介がふわっと、煮干がビシッと、更に貝出汁がジーンと。
鶏に絡む見事な魚貝のアンサンブルに、心の中で唸った。
素材の組み合わせはオーソドックスでも、これほど複層的、波状的に攻撃されると、最早オーソドックスの域を超えている。
三河屋製の中細多加水なストレート。
啜り心地と喉越し良いしなやかな麺で、コシはそこそこだがラストまでダレることはない。
スープに勝ちも負けもせず、そっと風味を添える感じ。
最近こういう麺が好きだなあ。
チャーシュー、メンマ、海苔、葱、大葉。
2枚のチャーシューは肩ロースの低温調理を炙ったものだろうか。
熱で変色しているが、旨味に香ばしさが混ざり、やや甘めの味付けもスープにピッタリのアクセント。
微かに香る大葉の風味は、かえって趣がある。
予想を超える美味しさに大満足。
派手さはないのだが、オーソドックスを極めたような丁寧な作り込みで、鶏に絡む明白な魚貝群は特筆に値すると思う。
ロケーションが良ければ、行列が出来ても不思議でないお店。
都電荒川線沿線には、こうしたキラリ光る名店が結構ある。
ご馳走様でした。