魚と豚と黒三兵 @新宿区 ~「魚豚骨ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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魚と豚と黒三兵

新宿区(西新宿五丁目)
 
【メニュー】魚豚骨ラーメン
【価格】850円

[訪問時期] 2020年1月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 豚骨+魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、半味玉、玉ねぎ、カイワレ、白髪葱


何となく豚魚な気分だったこの日、BM店の中から当店を選択。
店主さんは大阪で修業されたらしい。
到着が正午を回ってしまい、店内ほぼ満席の中、カウンターのラス席に何とか滑り込む。



「魚豚骨ラーメン」、「魚出汁ラーメン」、「魚つけ麺」の3本立てメニューから、「魚豚骨」を口頭注文。


とまそんさんのようにチャーシュー増しで花びら映えしようか迷ったが、何とか自重した(笑)
5分強でご対麺。



■ スープ
そこそこトロミのあるスープは、鯖節主体と思われる魚介の旨味がガツンと先制。
濃厚な豚骨が円やかに包み込む、言わば「またおま系」と思いきや、飲むうちに決定的な違いに気付く。
普通はこれだけ豚骨が強いと、序盤過ぎに魚介感がボヤケてくるものだが、このスープは最後まで色褪せない
おそらく、あごの様な旨味の強い魚も混ぜて、相当量の魚介を炊き込んでいるのだろう。
これで無化調というから恐れ入る。
昨年5月の「今日の一杯」ではザラツキも指摘されているが、この日はとても滑らかで、魚粉に頼っていないところも好感が持てた。



■ 麺とトッピング
自家製中サイズのストレートで、濃厚スープに対しては細めに感じる。
ややライトなコシに続くムチモチの多加水食感が印象的。
悪くはないのだが、「心の味」のようなハリとコシに慣れていると、やや印象に残りにくい。



トッピングは上記の通り。
チャーシューは肩ロースの薄切り3枚で、おそらく低温調理だと思うのだが、汁から引き上げた時には煮豚っぽく変わっている。
味わいは悪くないので、ちょっと勿体ない気がする。



テグスで綺麗に半割りされた味玉は、僅かに緩めな卵黄に確り味が染みて美味しい。
薬味陣はスープと上々の相性。



■ 感想など
店名やメニューが「魚」から始まるのを見ても、魚介フィーチャーな店であることは明白。
またおま系の豚骨魚介とは一線を画した「魚介豚骨」スープは、かなり好みの部類だった。
一方で、麺とトッピングは言わばアベレージで、それらがスープと三位一体に感じられると、更に数点はアップしそう。
次回はつけ麺あたりを食べて、麺キャラを探ってみようかな。

ご馳走様でした。