オランダ軒 @さいたま市岩槻区 〜「しおラーメン+味玉」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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オランダ軒
さいたま市岩槻区(東岩槻)


【メニュー】しおラーメン+味玉
【価格】900円+100

[訪問時期] 2021年8月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚/清湯+生姜
[味] 塩
[麺] 中細微縮れ麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、青菜、海苔、ナルト、葱、味玉
[卓上] ブラックペッパー



平日休み、所用のついでに久しぶりの入国。
こちらも塩が宿題になっていた。
平日だし余裕だろうと1時間ちょい前に着くと、駐車場は既に埋まっていて💦コイパに止めてから7番手で接続。


店前の待ち椅子は6脚だから天と地の差を味わう訳だが、今はカウンター7席で営業してるので、結果的に一順目に入れたのが救い。
開店ちょい前に見たら、待ち列はずっと奥の第4プールまで伸びていて、推定30数名。


開店と同時にまず4名、その後私を含む3名が店内に招かれて食券購入、広めに仕切られた席に収まる。
ほぼ全員がチャーシューメンだが、私はデフォルトで十分なので見映え的に味玉付きをチョイスした。
因みにラーメン以外は店内撮影禁止。
何枚ものチャーシューを都度切り、盛り付けするのに時間を要して、ファーストロット4杯への提供が20分後。
その10分後にご対麺となった。



■ スープ
微濁で微トロなスープは、豚>鶏な動物出汁感がズドンと押し寄せて、ひと口目から大迫力。
豚っぽい脂と相俟ってまったりと口内を通過し、強い旨味とコクに圧倒される。
間髪を入れずに生姜がじんわりと絡んできて、その切れ味とジャストな塩加減で後口はスッキリ。
これを繰り返すうちに、もう虜のようにレンゲが止まらない。
バランス的には動物出汁が圧倒的な主役で、生姜は控えめな立ち位置なのは、都内の塩生姜の名店と異なる。
とにかく激ウマ。



■ 麺
微縮れの入る中細麺。
チュルッとした口当たり、結構なコシと弾力の多加水食感。
特筆すべきはスープの絡み、というよりスープを練り込んだかのような一体化した味わいが滲み出る。
食べていて楽しくなる。



■ トッピング
ウデ肉っぽい煮豚チャーシューが3枚。
適度に脂身混じりで軟らかく、肉質も調理技術も素晴らしいね。
程よく染みた甘ジョッパな醤油味が、塩生姜スープにコクと味わいの変化をもたらす感じがする。
チャーシューメンにチャーシュー丼を食べてる方が数名いらしたが、肉好きさんには堪らないだろう。


半熟加減ジャストで甘味にほっこりの味玉はじめ、他の具も丁寧に作って惜しげなく綺麗に盛り付けである。
甘め濃いめに味付けされたメンマだけは、塩スープに調和していないように思えた。



■ 感想など
終盤のスープはチャーシューの影響か、肉感が増したように進化しているようで、これはチャーシューメンだと更に顕著なんでしょう。


それを経験するためには、次回はチャーシューメンも食べてみないとなりません。
生姜塩を提供する店は数えるほどしか知りませんが、スープだけとっても、麺やトッピングも含めた総合力でも、当店がぶっちぎり別格な印象を持ちました。

ご馳走様でした。