JAPANESE RAMEN NOODLE LAB Q @札幌市中央区 〜「塩わんたん麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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JAPANESE RAMEN NOODLE LAB Q
札幌市中央区(札幌、大通)


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【メニュー】塩わんたん麺
【価格】1700円(わんたん分300円含む)

[訪問時期] 2022年5月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+豚/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー2種、穂先メンマ、芽ネギ、白髪ネギ、青柚子、わんたん2種
[卓上] なし



未食の塩狙いでほぼ3年ぶりの訪問。
10時15分着、階段下にも人気がなくポールゲット。




。。。と思っていたが、10時半に現れた女性スタッフに「整理券お持ちですか?」と聞かれて慌てふためく。
どうやら毎朝8時、9時、10時に整理券を配布しているようなのだが、後続にも整理券なしで並んでいる人が多い。
整理券は1人4枚まで、時間指定可能。
「整理券お持ちの方優先になりますが、一順目にお入りいただけますので」との言葉にひと安心する。
やがて開店。



整理券を持った8名が先に食券購入、その後に9番手として接続した。
時間指定可能なので、この回希望は8名だったということだろう。




予定通り「塩わんたん麺」の食券を買って、店内中央のガラス張り大テーブルに案内されたのは10時45分だから、全然悪くない。




それにしても1700円。。。3年前から500円上がった価格帯も、箸やレンゲをプリセットした白木盆を置くようになったのも、あの有名店主たちの影響なんだろう。



因みに厨房でカウンター客と談笑する店主さんは顎マスク。
着席から25分ほど経ってご対麺。
あらま、チャーシューとワンタンの素材説明もするようになったようだ。




■ スープ
この日の案内では、素材は比内地鶏、新得地鶏、丹波黒どり、名古屋コーチン、純粋金華豚、三元豚バークシャー50だとか。
ブランド鶏の旨味と多めの油が織りなす圧倒的な鶏感、それを分厚く支えるブランド豚。
穏やかな塩気をのせたふくよかさと円みを堪能するうちに、やがてシャープな輪郭がビシッと嵌って来る。
文句なしに美味しいスープ。
但し、ちょっと前の「飯田商店」とそっくりな味わいに、心の片隅でちょっとだけ引っ掛かる。




■ 麺
道産小麦に拘った、自家製の細ストレート麺。
相変わらず啜り心地と喉越し抜群で、咀嚼の瞬間に滲み出る微甘な小麦風味も素晴らしい。
「支那そばや」「飯田商店」タイプのこのしなやか麺が、コシの強い札幌熟成麺に慣れた方々に受け入れられるとは面白いものだ。



■ トッピング
チャーシューは三元豚バークシャーのロース、バラロールの低温調理。
以前もかなり美味しかった記憶があるが、仕様を変えた今のチャーシューは更に上を行く絶品だ。




ワンタンは純粋金華豚と比内地鶏がひとつずつ。
どちらもジューシーな肉餡が全粒粉入りの薄皮に包まれた極上品なのだが、以前の海老丸ごと一匹が廃止されたのはちょっと残念。




チャーシュー、ワンタン共にごく薄めな味付けで、ナチュラルな旨味がスープにフィットする。
一方で、チャーシューもワンタンもここまで「飯田商店」に寄せて来ると、ちょっと複雑かな。
芽ネギとその上に載せられた青柚子の皮は、結構存在感があった。



■ 感想など
スープ、麺、トッピング全てに隙のない絶品塩わんたん麺。
ラーメン自体は大満足でしたが、整理券からオペレーション、スペックまで、少し前の「飯田商店」に限りなく近づいていたのは少し微妙でした。
FC店のような感覚で個性を感じず、ちょっと採点にブレーキをかけてしまいます。
まあそんなラヲタの戯言とは関係なく、このハイスペックで高価なラーメンが札幌でも受けまくっていることを、地上までの大行列が証明しています。

ご馳走様でした。