横浜ラーメン 裏武蔵家 西千葉本店 @千葉市中央区 〜「裏むさチャーシュー バラ+ライス」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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横浜ラーメン 裏武蔵家 西千葉本店
千葉市中央区(西千葉)


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【メニュー】裏むさチャーシュー バラ+ライス
【価格】1000円+100円

[訪問時期] 2022年6月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏/白湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太緩ウェーブ麺(160g位)
[コール] 味ちょい濃いめ、油ちょい多め
[トッピング] チャーシュー2種、ほうれん草、海苔、ネギ
[卓上] 拉麺胡椒、おろしニンニク、豆板醤、酢、すりゴマ、青かっぱ、辛かっぱ



今週の家系(笑)
武蔵家の店舗を買い取って独立し、本年5月に「裏武蔵家」に名称変更したお店。
看板メニューの「裏むさ」を狙って来た。
土曜開店直後で店内は満席、外に8名ほどの並びがあったが、食券先買い中に2階に案内されたようで、結局2順目2番手となる。
後客続々ですぐに10名近く。




券売機は上三段を「裏むさ」ボタンが占めて、完全に推し押しモード。
因みに6月からラーメン類を50円値上げし、ライスも有料化したばかりらしい💦
チャーシューに拘っているようで、モモ、バラ、肩ロースの3種を用意。
バラチャーシューで肉巻きライス!が本日のテーマだったので、バラチャー2枚増しの標題食券をライスと共に購入した。




店主さんが時折り厨房に指示しながら、店前に出て自ら客捌きをしていて、凡その待ち時間とか、混雑する時間帯とか、いろいろ気さくに話しかけてくれる。
15分ほど待って、1階席に案内された。



コールは「ちょい濃いめ、ちょい多め」で。
先出しされたライスに、青かっぱと辛かっぱを載せた頃合いでご対麺。




■ スープ
海苔や増したバラチャーを覆う鶏油の厚さにちょっとビビる。



レンゲを深く差し入れて飲んだスープは、豚感とちょい強めなカエシがナイスなバランス。
「裏むさ」のカエシは山形の醤油を使ったオリジナルらしいけど、「武蔵家」よりは直系店に近い味わいだ。
徐々に鶏油が豚感を呑み込むように主役に躍り出て、カエシvs鶏油な二強モードに入る。
「黄金鶏油」と呼ぶ自信の油なので、元々多めなんだろうか。
まあこのご時世に鶏油をこれほど入れてくれる店も貴重だし、こんな超円やかでコクあるバランスのスープも新鮮かも知れない。
と、自らのコールを正当化した。




■ 麺
酒井製麺製の短尺な平打ち中太緩ウェーブ麺。
この6月から、直系店舗などが使う「杉印」仕様に変えたらしく、同じ酒井製でもノーマル「武蔵家」の麺とは全く違う。
やや軟らかめな口当たり、ライトなコシと弾力を感じてからのモッチリ感。
良い線を突いてると思う。




■ トッピング
2種のチャーシューはどちらも上物、但しスモーキーなやつではない。
肩ロースっぽいデフォチャーシューは、箸先で摘まんだ瞬間に分解するホロヤワ仕上げ。
増したバラチャーもお手本のような肉肉しさで、ほうれん草&にんにくと共に肉巻きライスすれば昇天級の旨さ。
ほうれん草は上質なものを使っているが、申し訳程度しか入っていないのは不満。



「辛かっぱ」は青かっぱとコマチャーを辛和えにしたもので、武蔵家系でも初めて見た。
ほど良い辛味でライスが超すすむ君だから、これが卓上サービス品なのはヒットだねぇ。
特に辛かっぱ入り海苔巻きは、試してみないと損だと思う。




■ 感想など
オリジナルカエシに黄金鶏油、麺は酒井の杉印。
「裏むさ」はかなり直系に寄せたラーメンを目指しているようです。
油ちょい多めにしたことで三位一体的なバランスは崩れましたが、鶏コク満載バージョンの家系ラーメンも意外と楽しいものです。
バラチャーの肉巻き、辛かっぱの海苔巻き最高!
実力店であることは分かったので、いずれ豚感を再確認しに来ます。

ご馳走様でした。