柳麺 マタドール @足立区 〜「塩らぁ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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柳麺 マタドール
足立区(北千住)


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【メニュー】塩らぁ麺
【価格】1000

[訪問時期] 2022年8月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏豚+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、ネギ
[卓上] なし



「北千住煮干中華蕎麦 かれん」から駅の反対側に移動。
この6月にリニューアルオープンした「牛骨らぁ麺 マタドール」系の新店で、「牛縛り」を解いた新しいラーメンをいただこう。
「みそ味専門 マタドール」の時にお邪魔して以来、8年ぶりになる。




11時45分、ちょうど満席で10分ほど外待ちしてから入店。
メニューは醤油と塩のレギュラーに加えて、「冷やし味噌らぁ麺~白トリュフ風味仕立て~」なる数量限定麺も提供している。




初志貫徹で塩をチョイスし、お冷やとウェットティッシュを持って、仕切り付きのカウンターへ。




カウンター上にはスープから具に至るまで、おそらく全ての使用素材のリストが置かれている。
中には中国産とか、何もそこまでとも思う一方で、全てを明らかにして新味で勝負する的な思いも伝わってくる。



5分ほど待ってご対麺となった。




■ スープ
スープは鶏>豚の動物系をメインに、節系先導の魚介の旨味を絡み合わせたバランス清湯。
リストが無ければ何が入っているのか殆ど分からないような、複雑な出汁感が混然一体的に迫り、もちろん確り美味しい。
鶏は岡山県産の吉備黄金鶏をメインに、若鶏や廃鶏の様々な部位をミックスし、魚介に至っては12種類の素材が使われている。
ジャストな塩ダレのキレに、どこかまったりした風味が絡んで来るのは、紛れもなく牛脂。
お得意の牛をそっと忍ばせ、それがやはりこのスープ最大の個性になっている感じだろうか。




■ 麺
三河屋製の加水やや低めな細ストレート。
「柳麺」のイメージ通りの流麗でしなやかな麺は、啜り心地と喉越し抜群。
軟らかいのかな?と思えば、硬めな咀嚼感は確り残り、麺味もフィット。
こういう表情豊かな麺は大好きだ。




■ トッピング
チャーシュー、メンマ、ネギ。
1000円にしてはシンプルなトッピングだが、まあ全体の素材にかなり原価をかけているのだろう。
チャーシューは大ぶりなバラロール煮豚。
超ホロトロで、薄い訳ではないのに箸では。。。いやレンゲで持ち上げても崩れてしまい、もちろんお口の中で蕩けていく。
サクコリッと小気味良い食感の太メンマが2本。




■ 感想など
ご出身の「柳麺 ちゃぶ屋」をリスペクトしつつ、牛脂などで個性も感じさせる一杯。
今までのマタドール系が正直イマイチ合わなかったので、個人的にはそのイメージを払拭できました。
マタドール開業から11年を経てのチャレンジにエールを贈りたいと思います。

遅ればせながら、リニューアルオープンおめでとうございます㊗️
ご馳走様でした。