Made in Tokyo らーめん松 @足立区 〜「らーめん鰹 味玉入り」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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Made in Tokyo らーめん松
足立区(六町、北綾瀬)


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【メニュー】らーめん鰹 味玉入り
【価格】950円(味玉分100円含む)

[訪問時期] 2022年8月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏+鰹/白湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち太縮れ麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、揚げネギ、小松菜
[卓上] ブラックペッパー、七味、生姜酢



4月のオープン以来静観してきたが、「今日の一杯」で思い出し、遅ればせながらの初訪問。
11時、開店と同時に店主さんが現れて暖簾を掛ける。
後客は2名。




何ら情報が無ければ「ごま油香る」塩にしただろうが、塩派のRさんが余りピンと来なかったようなので、看板メニューとされる「らーめん鰹」を味玉付きでいただくことにした。
店主さんが食べたくて作ったメニューらしい。
券売機の上には、松の盆栽。




アクリル板が置かれた、整然と綺麗なカウンター席に座ると、店主さんがお冷やと割り箸を届けてくれる。
「今日の一杯」を読んで人懐っこいイメージを作って来たけど、まあ私みたいな一般のオヤジには、そう愛想よくはない。




着席から5分強でご対麺。




■ スープ
豚メインの適度に重厚感のある動物系を背景に、強めな鰹風味を前に出しているが、ガツンと響いてくるようなレベルではない。
イメージとしては「鰹の効いた中華そば以上、豚骨魚介未満」的な、余り他店で見かけないスープ。
情報によれば、白湯と清湯2種類の動物系スープブレンドし、直前に鰹オンリースープと合わせているらしい。
鯖節でも混ぜれば更に魚介が強調されるのだろうが、敢えてシンプルな味わいで勝負している。
円やかで風味高い鰹オイルも実に良い線を突いていて、中々レンゲが手放せない。




■ 麺
三河屋製、手もみ風の平打ち太縮れ麺。
ランダムなコシの強さとモッチリ感、溶け出しの早い麺味。
出汁感たっぷりの重厚なスープと、ジャストともいえるフィット感だった。



■ トッピング
先ず触れるべきは揚げネギだろう。
結構太めにカットしてあり、これがスープに混ざり麺に絡みつく。
このワイルドな食感と香ばしい苦味が、鰹風味に引けを取らない準主役的な存在感で、この一杯を一段と昇華させている。



チャーシューは2枚、と言うより2塊と表現したいサイズ。
一方は角煮のようにホロヤワ、他方は肉肉しさを感じさせる適度な噛み応えで、スープに馴染む味わい含めて気に入った。




細コリメンマや小松菜は申し分ない箸休め役。
味玉はまあアベレージかな。



■ 感想など
ビジュアルからしてちょっと見かけないワイルドな出で立ち。
食べてみても、スープと揚げネギの掛け合いや、塊状のチャーシューあたりに、他店とは異なるオリジナル性とインパクトを感じ、総じて好感を持ちました。
一度食べると病み付きになりそうなラーメン。
駅からは離れた住宅街ではありますが、末永い繁盛を祈ります。

ご馳走様でした。