らぁめん葉月 市原店 @市原市 〜「汐味玉らぁめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らぁめん葉月 市原店
市原市(姉ヶ崎)


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【メニュー】汐味玉らぁめん
【価格】1000円(味玉分100円含む)

[訪問時期] 2022年10月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 魚貝+椎茸/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(170g)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、海苔、三つ葉、柚子、味玉
[卓上] なし



「ラーメン濱野家」の後、姉ヶ崎に移動して、今年7月にオープンした「らぁめん葉月」さんの市原店へ。

正午ちょい手前でちょうど満席だったが、食券購入中に空いて待たずに着席できた。
その後には中待ちが続く。




基本メニューは「醤油」、「葉月」、「汐」、「まるひ(○に炎)」の4種類で、4年前にフルリニューアルした本店メニューに準じているようだ。
因みに私はそれ以降は未訪問。
「汐」をいただくことは決まっていて、最後までワンタン麺にするか迷ったが、トリュフオイルを回避して味玉付きにしてみた。




厨房内は、店主さんの調理を何となくお母様らしき女性がアシストし、他にもマダムスタッフが1名。
皆さんハキハキと気持ちよい接客をされている。
着席してから2ロット目、10数分待ってご対麺となった。




■ スープ
「食材の紹介」によれば、当店は4種類のスープを炊いているようだ。
昆布+椎茸の基本和風出汁を全てのメニューに使い、「醤油」は鶏、「汐」は貝、「葉月」は魚介の別炊きスープと、ダブル方式でミックスさせているとのこと。
なるほど、厨房内には大寸胴と3つの小寸胴が置かれている。



汐のスープは「昆布+椎茸」+「アサリ主体の貝+真昆布」ということか。
貝がやや前に出ているけど突出している訳ではなく、各々の旨味をバランス良く重ねてあるイメージ。
記憶にない旨味の組み合わせで新鮮だけど、ちょっと捉え所がない気もするのは、塩味が円く穏やかだからか。
但し、舌の慣れにスープの温度低下が加わり、尻上がりに美味しさが増していくようで、完飲を我慢できなかった。




■ 麺
加水高めな中細ストレート麺。
本店製ではないとの情報も有るが、他の食材については細かく紹介されているのに、麺に触れられていないのにはやや違和感がある。
しなやか基調にハリ、コシ、モッチモチのメリハリ効いた食感で、中々気に入った。




■ トッピング
豚チャーシューは千葉県産「いも豚」の肩ロース吊るし焼きで、更に直前に炙りを加えており、食感も香ばしさの載った旨味も文句なしの出来映え。
鶏胸肉のレアチャーシューは、スープに沈めた盛り付けのためか、やや茹でたような状態になりかけている。




サクシニョ食感で微甘な極太メンマ。
ちょい熟れた感じだが、卵黄に確り味が染みた味玉。




多めに載った三つ葉は風味が強いので、初手からスープに馴染ませないほうが賢明かも知れない。
3枚の海苔はスープ味とメッチャ相性が良い。



■ 感想など
昆布、椎茸、貝に具材からの旨味が加わり、徐々に昇華するスープを飲み干してフィニッシュ。
魚貝メインのバランス系ながら、他店とは異なる調和を志向していて、新鮮な美味しさがありました。
あと何かひとつだけのピースが嵌まれば的な、ちょっともどかしい感覚がクリアになると、更に跳ねるような予感。
いずれ本店にも参上して、再度試してみたいです。

ご馳走様でした。