麺屋 いとう @匝瑳市 〜「味玉煮干しそば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺屋 いとう
匝瑳市(八日市場)


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【メニュー】味玉煮干しそば
【価格】950円(味玉分120円含む)

[訪問時期] 2022年11月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 煮干し/清湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、小松菜、海苔、玉ねぎ、ネギ、味玉
[卓上] ブラックペッパー、七味、ラー油、酢



らぁ麺 綾海105」の後、せっかくなので、少しだけ足を伸ばして伊東さんに会いに行こう。

オープン直後以来だからもう2年以上になる。
こんな氷雨の降る日なのに11時40分着で満席、店外に10数席ある待ち椅子のラストに滑り込み。




時折り店内から伊東さんの明るい声が聞こえて来るけど、それがもう自信に満ちた響きで、でも初心を忘れずお客に確り気遣いしているのが手に取るように分かる。



入店までは15分と鬼の回転。
大型に変わった券売機で予定通り表題食券を買って、伊東さんに挨拶しながら、奥の壁向きカウンターへ。
「あら!としさん、どうしたんですか?」、「いや、普通にラーメン食べに来たんだけど😅」。




着席から5分もかからずに、伊東さんがラーメンを届けに出張って来てくれた。
「一燈」⇒「宮元」⇒当店と受け継がれた、タコ唐草模様の丼。




■ スープ
純煮干しに近い感覚の淡麗系で、動物系は使っていてもごくライトな鶏ぐらいか。
修業先のようなニガエグパンチは敢えて封印して、クセの無い旨味をフィーチャーしている。
塩気も穏やかで、鯵煮干しっぽい微甘混じり。
染み渡るような美味しさだから、エリアのお客には間違いなくウケるだろう。




■ 麺
三河屋製の細いストレート麺。
加水低めで、硬めのムギュパツ食感と粉感が特徴的な、煮干しの定番とされてきたタイプ。
最近はちょいしなやかな麺を使う店も増えて、逆にトラディショナルで懐かしい感じもするけど、やはり相性は良い。




■ トッピング
チャーシューは豚と鶏1枚ずつ、どちらも低温調理で若干強めの塩気がついている。
は以前より肉肉しさは減った感じだが、しっとり上質感と旨味の凝縮はさすが。
鶏はジューシーな皮付きムネ肉で、これは「一燈」時代からお手の物だよね。




ほっこり甘味の味玉、シャキッとした小松菜。
若干辛味が残った玉ねぎをシャリシャリ食べながら飲むスープは、煮干しの愉しみのひとつ。




■ 感想など
クセを抑え、じんわり染み渡るスープに王道のムギュパツ麺。
師匠の宮元さんがだいぶ以前に作っていた淡麗煮干しを思い出しますね。。
作業の合間にこちらサイドに出張って来てくれた伊東さんと、軽くラーメン談義も出来たりして、楽しいひと時を過ごしました。
次回は限定麺でも狙いに来ましょうか。

ご馳走様でした。