らぁ麺 綾海105 @千葉県多古町 〜「本枯れ節と追い煮干しの中華そば 塩」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らぁ麺 綾海105
千葉県多古町


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【メニュー】本枯れ節と追い煮干しの中華そば 塩
【価格】900円

[訪問時期] 2022年11月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、本枯れ節、ドライトマト、小松菜、ゴボウ、
[卓上] なし



今年7月オープン、「Good Day Ramen 千夏8」の3店舗目。
「千夏」は「千葉の夏」から付けたらしいが、「綾海」とはどんなイメージなんだろうか。
店頭の表札には「Neighbor's Ramen Shop」と記載され、従来以上に地域密着を志向したお店のようだ。
雨の祝日10時45分でポール、開店時には7名。




3本立てのメニューから今回は表題を、ウリの林SPFポークのチャーシューが気になるが、連食予定なのでデフォ仕様でいただくことにした。




席間ゆったりめなカウンター上には、シルバートレイにレンゲとタンブラーがセットされている。
えんじ色の紙ナプキンもクールなアクセント。




スタッフは「千夏」の店主さんっぽい方と男性助手、接客担当女性の3名。
着席から7分ほどで高台にラーメンが置かれ、その場で本枯れ節をフワッと載せるパフォーマンス。
何とも言えぬ芳しさが漂う。




■ スープ
醤油にも見えそうな色合いは出汁由来。
ジュワッと溢れる煮干しの旨味を、鶏や他魚介がバランス良く支える感じで、ニボ感一辺倒ではない。
穏やかでとても上質そうな出汁感に思わずニンマリするが、これは序章に過ぎず、徐々に本枯れ節の風味が染み渡り、ガラッと趣きを変えていく。
シンプルな手法とは言え、間違いなく日本人の琴線に触れる。




■ 麺
平打ちの中細微ウェーブ麺。
加水やや低めで、サクサクプッツンと小気味よい歯当たりから、やがて適度なモッチリ感。
「千夏」は近隣の村田製麺所の麺をお使いだったが、此方もそうなんだろうか。
スープにも合っていて中々のはまり役。



■ トッピング
具材は盛り付け前に一食分ずつ皿に取り分けて準備し、丁寧かつ迅速に盛り付けられる。
チャーシューはバラロール煮豚と鶏ムネ肉の低温調理で、どちらも直前にパンで炙る拘りよう。
この分だと、ご自慢の林SPFポークは相当期待できそうだ。



軟らかく煮たゴボウが個性的。
ドライトマトはかつて一世風靡した「RAMEN CIQUE」を思い出させる。



たっぷりの本枯れ節スープへの影響も大きいが、麺に絡めて食べるとインパクト絶大。




■ 感想など
分厚い支えを背景に、煮干しと本枯れ節が主客の立ち位置を変えていく展開。
有りそうで中々ないタイプだし、上質感満載の一杯でした。
機会があればカルピスバター入りのあぶらそばでも、林SPFポーク増しでいただいてみたいですね。

ご馳走様でした。