#新宿地下ラーメン @新宿区 〜「寿製麺よしかわ⭐️うみのそば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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#新宿地下ラーメン
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【メニュー】寿製麺よしかわ⭐️うみのそば
【価格】2500円

[訪問時期] 2023年4月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[セット内容] ①よしかわ謹製昆布麺 貝出汁つけそば、②山芋と吉野葛のとろろそば しじみ出汁、③富山県湾内産蛍烏賊の和えそば、④鰆の焼霜 リンゴ酢のしゃり添え、➄烏賊のパン粉揚げ 桜海老塩
[卓上] なし



4月14日(金)~20日(木)にて「寿製麺よしかわ」が出店。
その初日、10時前でポール。
店頭の吉川店主の写真がちょい悪顔。




すぐに吉川さんがスタッフを店外に引き連れて、メニューを見ながらブリーフィング。
定刻数分前に吉川さんが暖簾を掛けてオープニングのご挨拶、その時点で15名強ほどだった。




メニューは「うみのそば」、「煮干しそば白醤油」、「芳醇 牡蠣そば」、「日替り海鮮丼」で、私はもちろん「うみのそば」狙い。
店頭に「うみのそば」のお品書きが貼られているが、コース料理どれも過去に見たことがない。



キャッシュレスオンリーの券売機はpaypayでお支払い。




1番テーブルに案内されると、10分ほどでお盆に載った豪華セットが登場した。

「貝出汁つけそば」をメインに、ひと口サイズの創作麺が2種類、一品料理が2種類。
迷い箸しながらあっちこっち行き来して食べたが、お品書き通りに軽く紹介しておく。




■ よしかわ謹製昆布麺 貝出汁つけそば
ご本尊のプレミアムなつけそば。



昆布を練り込んだ自家製平打ち麺、それを腰下まで浸す昆布水のコンビで、かつてないほどの昆布感を出している。




麺上にはイクラ、4片のアワビ、ワカメ海藻、三つ葉。




まず添えられたワサビと塩で昆布の旨味を満喫したら、次にイクラの塩気で麺を食べてみる。




そして貝感満開の醤油つけ汁に潜らせて啜れば、こんな昆布と貝の調和とつばぜり合いは経験ない。
麺量は200g近くありそう。
麺が長いし昆布水が絡んでるので、エコ箸だと掴みづらいのが唯一の難点。




合間にアワビにワサビ塩をチョンと付けてコリコリしちゃう。



ラストは昆布水割りで楽しむ。



■ 山芋と吉野葛のとろろそば しじみ出汁
ひと口サイズの創作麺料理。
しじみ出汁でのばした山芋吉野葛によるトロミの二層構造に、中細麺が泳いでいる。




練り梅を混ぜ込みながら麺を和えて、ジュボボーッと啜り上げる。
すっきり爽やか。
何でも麺料理にアレンジしちゃう、よしかわさんお真骨頂の好例だと思う。




■ 富山県湾内産蛍烏賊の和えそば
よしかわさんの名作「いわしそば」にも通じるシンプルな和えそば。
こちらもひと口サイズの麺を、2尾のホタルイカ、玉ねぎ、ネギと共に薄塩で和えていただく。 





■ 鰆の焼霜 リンゴ酢のしゃり添え、烏賊のパン粉揚げ 桜海老塩
前者はリンゴ酢のしゃりで握り寿司に仕立てた鰆の焼霜。
たたき風に炙った鰆を冷水でキュッと締めてあり、おろしポン酢でさっぱりいただく。 




後者はカリッと揚げた烏賊ミンチに、生と乾燥の桜海老、アスパラをあしらっている。
こんな一品にも一切手を抜かず、手間をかけているのはよしかわさんならでは。




■ 感想など
春の旬素材も使い、全て趣きの異なる懐石風に仕立てた創作麺コース。
今回のバージョンも大満足でした。
麺量は合計で250gオーバーあり、一品料理やとろろ、昆布類割りまで余すことなく平らげるとかなり腹が膨れます。
2500円でも全くお高値感ないのですが、自分の店ならこれを2000円ぐらいで提供するんでしょう。
ポン酒片手に味わえたら、満足感が更に跳ね上がったことでしょう。

ご馳走様でした。