「町田樹シート」のインパクトが強くてつい間に入れてしまいましたが、先日の「白鳥の湖」妄想の続きです。

チューリップピンク  チューリップオレンジ  チューリップ紫

浅田真央の「白鳥の湖」のどこが「子どもっぽい」のか、理解できなかった。
力いっぱい氷上を舞う白鳥の何をもって子どもっぽいというのか?

チェックしてみると、電話取材でいい加減に書かれたものではないか、という意見もあった。
フリーではなくショートプログラムについてのコメントを、電話取材の記者が「白鳥の湖」についてのものとして扱った、と。
確かに電話取材の記事というのがいい加減、というのは他でも聞いているのでありうる。
しかしショートも、子どもっぽい、のか?キュートでちょっとコミカルだけど、それを言うなら二十代後半の織田くんのコミカル系プログラムはどうなる?

年齢に応じて表現すべきものという「枠」がまずあって、それに応じていないという論にしか思えなかった。
織田くんはオーケーで、浅田真央はNGってことは、女性の方が枠の縛りがきついわけね。

と、いうわけで、一度捨てた妄想を思い出した。
男の手を取らないで、自分で自分の道を邁進していく姿を「子どもっぽい」と考える、狭いというか古いというか、そういう感覚の方々がまだ世の中にはいるわけですか?と。
ちょうどこの頃、浅田真央にもっと色気を、という話も別の人から語られていて。
男にしなだれかかるのが色気と思ってるんじゃねーよ、先頭切って前を歩く姿に色気感じる人間だっている。
たとえ色気と思わなくても魅力と思って追っかける人間はたくさんいるぞ、と思った、2012シーズンだった。

そして、2014年、浅田真央展。多くの人が訪れている。
「先頭切って前を歩く」真央ちゃんに、これだけ魅力を感じている人がいるんだな、と溜飲を下げたのでした。

時計

ちなみに、妄想の話が歪んでいったのは、それが2012シーズンだったからで。
ロッドバルドにふさわしい選手が思いつかず、無理やり髙橋大輔にしたもんで、彼が出来そうな設定を、と考えたら周りが全部歪んでしまった。

今なら、町田樹くんがロッドバルトできるな、と思う。悪をも演じられるスケーターだよね。「白夜行」は完全な悪ではないと思うけど。
しかし町田くんがロッドバルドで羽生くんがジークフリード王子だと、世界選手権みたいに少年ジャンプの世界になってしまって、真央ちゃんが添え物ヒロインになってしまう。
ここは、王子様は小塚くんに変更、ということで。それなら本当にスタンダードな「白鳥の湖」が出来そうだ。

小塚王子が相手なら、真央ちゃんは女王として国を自由に舞うことが出来ると思う。
・・・あれ?やっぱり王子の手を取るんじゃなくて、王子がフォローする側に回ってしまうお姫様か?王冠2