パソコンの具合が悪いので、なかなか動画が見られない。
調子がいい貴重な時間も、子どもがパソコン使ったりもするので。

というわけで、自由な時間が少し空いたので、読み返したいと思ってた本に取り掛かった。マンガですけど。登場人物の顔が、大輔さんに似ている(中身は違う)、というのが読み返す理由だったりする。
この話もブログに書こうと思ったけど、画像を複数貼り付けたくなったもんで、今は保留。
外部の機器とのデータのやりとりは、新しいパソコン買ってからにしたい。

で、読み返したいけど、手放したのでできない本の話にした、こちらなら記憶だけで書ける。

ジーン・ポーター著、NHK朝の連続ドラマで話題の村岡花子の訳『そばかすの少年』

この話はまず竹宮恵子のマンガで知った。その後、氷室冴子のブックガイドエッセイで興味を持って、買ってみた。
自分の親も知らない境遇なのに、高潔で、優しくくじけない心を持った少年。
そのくせ、心を寄せる少女には自分は釣り合わないと、恋焦がれているのに打ち明けることもできない純情さ。

魅力的な主人公、なのに、見た目が「美しくない」ような記述があって。
これだけりりしく行動する少年なのに美しくない?
容姿を想像しにくくて、読んでいてそこが困ったんだわ。
竹宮恵子のマンガでは、見た目も良かったので、一応そのイメージのまま読んだんですが。

主人公に惚れ込む人々にとってはチャーミングこの上なくて、しかし、すべての人にとって見目麗しいわけではない。
そういうイメージの高潔な少年。
私、高校は女子高同然の環境に育っていて、若い少年を実体験ではあまり知らない。
そのせいもあって、主人公の像がカッキリ浮かばず、落ち着かなかった。なんかイメージできる人いないかな、と読みながら思っていた。

で、今なら、今なら!「町田くんイメージで読めばいいビックリマーク
すべての人にとって見目麗しい、とまではいかないけれど、真摯に周りに働きかけて物事を動かす、純情青年(あ、小説は少年ですが)。
主人公はタイトル見ても分かるとおり「そばかす」いっぱいの顔ですが、別に町田くんの顔の吹き出物は関係ありませんっ。

絶対楽しめる筈。図書館で借りてこようかなあ。
どうも、訳者が変わって新訳も出ているようなんですが、せっかくなんで村岡花子で読みたいです。

ドア

こんなことを考えていたところ、パソコンの調子が回復した合間にグレゴリ青山さんのコミックエッセイを読んだ。
「アイス沼に落ちて… 読書編」で、似たようなことが描かれていた。
「みおつくし料理帖」の登場人物を宮原知子ちゃんと重ねているとか。
やること一緒、ということですな。